議員勉強会で重要な提案

季節の風景

ちょっと寒いですね。おはようございます。今朝は5時半過ぎ起床しました。天気は晴れ、気温は下がっていますが、じつにさわやかです。

昨日は、午前に「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。少し残りました。午前11時頃からは高田の本町街へ行き、買い物をしたのち、本町4丁目のギャラリー・遊心堂へ行ってきました。高校時代の同級生、三浦和子さんの個展を観るためです。

三浦さんの絵は10数年前から観てきましたが、彼女の個展を観るのは初めてです。いつも感心するのは上越の魅力である山野や草花など身近な対象をあたたかく描いていることです。展示されている30点ほどの作品群にもこうしたところがよく出ています。今回、注目したのは雲です。妙高山などにとともに描かれている雲はやさしく、大好きです。

三浦さんの個展は24日までです。ぜひご覧ください。

午後からは月例議員懇談会と議員勉強会でした。このうち議員勉強会は、上越教育大学院の高橋知己教授による「いじめ、不登校の未然防止にむけて」という講演でした。児童・生徒の不登校という大きな問題に正面から取り組む素晴らしい内容でした。トップ画像は、この講演会のイラストです。

講演の冒頭、「これはいじめにあたるでしょうか」といくつかの例をあげて問いかけられましたが、いじめについては、何が「いじめ」にあたるのか、この点はあいまいにしてはならないと思いました。こういう基本的なことをいま一度しっかり学ぶ必要がありますね。

先生が指摘されたことの1つに、児童・生徒の要因、学校側、特に教師の要因、いじめ発見方法の不備、この3つの視点から見ることの重要さがあります。このなかでの3つ目の「いじめ発見方法の不備」に注目されていたのは新鮮でした。これら3つの視点で、これまでの取組を振り返ってみたいと思います。

全国調査で、小学校では1%、中学校では5%ほどの児童・生徒が不登校になっていますが、上越市もほぼ同じ割合だということです。このなかでは学習意欲を持っている、あるいは登校意欲を持っている児童・生徒は少なくないといいます。

高橋先生は、「こうした子どもたちのために不登校特例校を設置することが重要だ。県内第1号となる特例校をこの上越市内につくりましょう。議会でぜひ訴えてください」と提案されました。そのために、廃校舎を活用することで地域に新しい息吹をつくりだしましょう、とも訴えられました。さらに動物セラピーについても言及され、「子どもたちが解放されるスイッチを入れてくれるかも知れません」とのべられました。感動でした。

今回の講演が上越市内でのいじめ・不登校対策に大きな影響を与えると確信しました。

夜、何枚かイラストを描きました。花が次々と開花しているので、毎日のように描いてみようと思っています。昨夜は庭に咲くドウダンツツジを描いてみました。

きょうは、地元で動きます。

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