樋口英明さんの講演、学びがたくさん

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おはようございます。今朝は5時半過ぎに起床しました。朝刊を読んだのち、コウノトリの観察に出ました。丁度、朝日が当たるようになって鮮明画像を何枚も撮ることができ、良かったです。巣の上ではメスの親鳥とヒナ3羽がいたのですが、そこへオスが巣材とエサを運んできて、メスが巣を離れました。今朝は親鳥がこうしたことを何度か繰り返していました。動画は下線の付いたところをクリックしてごらんください。

昨日は午前が地元町内会の草刈りでした。最初は小雨が降っていましたので、合羽を着て作業をやっていたのですが、休憩後は雨も上がり、上着を脱いで作業をやりました。道路わき、ため池周辺の草刈りを終えてから別の場所に移動する時、タツナミソウとミヤマヨメナに出合いました。そうそうキイチゴとも出合い、その実を食べました。一年に一度はこの実を食べないと気が済みません。良かったです。下の画像はタツナミソウとミヤマヨメナです。

午後からは柿崎コミュニティプラザで原発講演会でした。主催は原発をなくす柿崎連絡会(準備会)。講師は元福井地裁裁判長の樋口英明さんです。今回の講演会はオンラインで行われました。

樋口さんは最初に能登半島地震についてふれ、原発設置を許さなかった珠洲市の住民運動がなかったら、福島以上の大被害になったのではないかと言われましたが、その通りだと思いました。講演の最初も最後も脱原発運動の大切さを強調されていました。講演では地学や物理学などの専門的なこともわかりやすく話され、勉強になることがいくつもありました。

その1つは、脱原発の一番の障害物は我々も心の中にある原発問題は難しいという先入観だと言われたことです。樋口さんは、「原発の本質はただ2つ。1つは人が管理し続けないといけないこと。もう1つは、人が管理できなくなった時の事故の被害はそいう像を絶するほど大きいことだ」と言われました。2つ目は、「原発問題は専門的なことが多くて、一般市民は理解ができない」と言う言葉は「悪魔の言葉」だと言われたことです。先の臨時県議会でも県民投票反対派のみなさんはこの「理論」をふりかざしていましたが、原発の本質を踏まえ、安全に再稼働できるかどうかの判断は難しい問題ではありません。もう1つだけあげます。樋口さんは日本で原発が許されない理由として、①原発の本質(前述。世界共通の理由)、②世界一の地震大国であるにもっかわらず耐震性が低い、③技術力がない(その証拠にいまだに六ケ所村の再処理工場ができない)、④倫理観がない(福島事故でのメルトダウンの発表は2か月後。志賀原発の復旧に2年以上かかるという発表は6か月後)、⑤危機感がない、の5つをあげられました。これも重要でした。トップのイラストはオンライン講演会の様子です。

講演が終わってから、エレベーターで1階まで下りたのですが、同乗した女性陣のみなさんからはコウノトリの様子をたくさん訊かれました。閉会の挨拶でちょっと触れただけなんですが、皆さんの関心度は高いですね。

きょうは、これから市役所です。会議がいくつも続きます。

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