清里区でも渇水被害深刻

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おはようございます。今朝は5時に起床し、活動レポートの作成をしました。諸事情で疲れがピークに達しているので、気をつけないといけません。家の外では、ニイニイゼミの鳴き声ががいつも以上に高く聞こえてきます。

昨日は午前中、市議会農政建設常任委員会の渇水被害についての管内視察でした。場所は清里区です。私は9時20分に清里区総合事務所に着き、そこから市のマイクロバスに乗せてもらいました。視察場所は菅原の消雪用井戸を利用した給水施設、上田島の天水田、農業用水及び上水として利用している坊ヶ池です。いずれも農業者にとって大切な施設です。

菅原の地下水利用現場は初めて見ました。こうした場所は頸城区の花ヶ崎にもありますが、園芸農家などが軽トラや4トントラックで運んでいるとのことでした。規模は決して大きくありませんが、園芸農家にとっては役立つものと思います。

続いて上田島の田んぼを見てきました。生産者の方から案内していただきましたが、1枚の田んぼをのぞき、すべて稲の刈刈り取りが終わっていて、田んぼのあちこちに真っ白のホールクロップサイレージが置いてありました。生産者代表の方の説明によると、水不足で稲の枯死が広がったことから、青いうちに刈り取り、ホールクロップサイレージ(牛のために稲を発酵させた粗飼料)にしたのだそうです。昨年は飼料用米を作っていた圃場だそうです。印象に残ったのは次の発言です。「ここは昨年は飼料用米を作った。今年はもう稲としての収穫がだめであることがわかったので、牛のエサにすることを決断した」「清里の天水田は、水不足になると、まずここがダメになる。そして次は下の方の田んぼだ」などと言われたのです。これまでも平成6年の干ばつなど数回、被害を経験されていて、稲がどういう姿になれば、どうなるかを熟知されているなと感じました。視察した田んぼだけでなく、清里区内の田んぼの状況もつかんでおられるようでした。移動の途中、稲の葉が丸まったり、枯れたりした圃場も見ました。上越の中山間地の天水田ではまだまだ被害が広がりそうです。トップのイラストは生産者から説明を聴いている様子です。下の画像は車内から見た枯れた稲です。

最後は坊ヶ池です。この時期に坊ヶ池を訪ねたのは久しぶりです。水がとてもきれいでしたが、水位がどんどん下がりつつある場所です。土地改良の関係者などから、農業用水としては受益面積が266㌶に及ぶこと、地震で堤の工事が行われていること、上水としても利用されていることなどを丁寧に説明していただき、このまま雨が降らなかった場合、主力品種のコシヒカリの収量に大きな影響を及ぼすことなどを教えていただきました。今回の視察で、干ばつ被害は全市的に広がる可能性が高いと思いました。関係団体のみなさんから、これまでの経過、要望などを聴きましたので、県や市の対策に生かしていきたいと思います。下の画像は坊ヶ池での説明の様子です。

視察が終わってから、コメリでコピー用紙を購入し、その後、三和区のコウノトリの様子を20分ほど見てきました。ちょうどメスの親鳥が巣の上にいる子どものところへやってきましたので、その様子などを撮影しました。動画で見ると、エサをくれているというより、自分でエサをとりに行くよう促しに飛来した感じに見えました。ヒナは予想よりも早く巣立ちましたが、エサを自力でとる力をつけるのはこれからなのでしょうか。

午後から柏崎に行く連れ合いを柿崎駅まで送り、その足で、訪問活動をしてきました。ふるさと尾神の様子、市長の「米まずい」発言などが話題でした。昨日は朝からカムチャッカ半島での地震と津波報道でテレビが賑やかでした。津波被害はこわいですね。

夕方からは活動レポートの原稿書きの予定でしたが、連れ合いが乗る予定の電車がシステム障害が発生したことにより動かないと連絡があり、柏崎の安田まで迎えに行きました。往復1時間半、夜間の運転はきついですね。

きょうは、これからレポートの印刷をし、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。きょうは長野市議会との合同研修会です。長野に行きますので、大島区は明日になります。

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