おはようございます。今朝は5時前に起床し、デスクワークをしました。フェースブックでの発信の準備が主なものです。先ほど雨がパラパラと降りました。まさにぱらぱらでした。
昨日は9時までにガス水道局に行くということになって、ブログ書きをやめて木田に向かいました。党議員団と馬場県議で渇水対策について合同の申し入れをすることになったのです。急な要請ではありましたが、市民の皆さんの要望は一時も早くつなぎたかったのです。ガス水道局の高橋管理者、西山局長から申し入れ書をうけてもらいました。速やかに検討していただきたいものです。トップのイラストはその時のものです。申入れ文は以下の画像をご覧ください。

申入れ後、地元にいったん戻り、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などの活動をしました。途中、長峰温泉ゆったりの郷に行ったのですが、節水区域の住民の利用は1日目が300人近くになったとのことです。これ以上増えてくると、入浴は順番待ちとなるかも知れません。

午後からは大島区の青空市場(森の駅)で松代在住の女性と待ち合わせました。注文いただいたコウノトリの写真がプリントされたポロシャツを渡したのです。私の本も欲しいとのことでしたので、在庫のあるものを5冊持参しました。これも購入していただきました。この方とはアイスクリームを食べながら20分ほどおしゃべりしました。私の母とは竹平の公民館で一度だけ会ったことがあるとのことでしたが、懐かしい話をしていただきました。
この女性と別れてから、安塚、大島区で活動しました。このうち大島区では足谷地区で田んぼの状況を見てきました。コシヒカリが出穂直前で、水が欲しい時期ですが、川には水がほとんど流れていませんでした。ポンプとホースで水を高いところに持っていきたくて準備されている場所もありましたが、雨が降らないことには難しいですね。


大島区ではいつもの家で生け花写真を撮りました。何となく秋の気配を感じたのですが、私だけでしょうか。

昨日の夕方、県病院局は大島地区公民館にて「県立松代病院の無床診療所化」方針の説明会を行いました。参加者は少なかったですが、病院局の説明の後、参加者から貴重な声が相次ぎました。主な発言を紹介します。
◎松代病院は大島の駅からひと駅で行ける。松代駅からも数分で行ける。近くて利用しやすい病院だ。入院機能は残して存続してほしい。
◎6月の(松之山、松代会場の)説明会では、この地域をモデル地域にしたいとのことだった。敷居が低くて親しまれる病院だが、皆さんが見据えているモデルケースというのはどんなものなのか。大島地区はいままで通り、訪問診療、訪問看護をやってもらえるのか。
◎病院改革プランの変更の理由として、内部留保資金の枯渇回避をあげられたが、それは前からもわかっていたことだ。それを今ごろ言うのは、これまでの病院経営がまずかったということになるのではないか。
◎この説明会の持ち方だが、病院局のホームページには説明会の案内が載っていなかった(松代、松之山の時は掲載されていた)。住民の方から広く参加してもらう広報活動をすべきだったのではないか。
◎こういう山間地の生命を守るという角度から検討されてきたのだろうか。
私も3点、質問しました。
◎昨年の3月に病院改革プランを策定し、松代病院については、入院機能について、回復期中心に受け入れると書いておきながら、半年後に方針転換している。いったい、誰の指示で変更したのか、病院局長か、知事か、それとも厚労省か。
◎新潟県の入院需要は2013年を100とすると、2030年までは増加すると皆さん方のデータに書いてある。魚沼医療圏域では(回復期中心に)他県の病院への入院が多くなっている。病床は減らしてはいけないのではないか。
◎今日の資料(内部留保資金関連のページ9)で松代病院を含む各病院の機能・規模的成果で20憶円程度改善されるとなっている。いまだに無床診療所になった場合の医師の数、看護師の数などが明らかにされていないが、この数字にはこうしたスタッフの分も入っているのではないか。
これらの発言で、質問については、金井病院局長と田中経営企画課長が答弁しました。主な答弁を私のメモをもとに書きます。
◎モデルケースは全国各地で取り組まれているが、DXを活用した診療のモデルケースだ。
◎訪問診療、訪問看護は診療所になっても継続していく(夜間についての言及はなし)。
◎方針の変更は4月に着任した私(病院局長)の判断だ。このままでは財政的に無理が来る。道路などの予算も確保できなくなる。
◎入院患者は減っている(ので、問題はない)。魚沼医療圏から他県への入院は減らすよう努めていく。
◎20憶円の試算数値には、病院スタッフの数も入っている。だいたい1病院あたり2億円として計算した。
質問は再質問もしました。私からは、行政の計画は5年先10年先を見据えて作るのが通例だし、行政の責務だ。簡単に半年後に変更するものではない。病院改革プランはいまも生きているではないか。道路や建築物予算も大事だが、県民にとってはいのちと健康を守る予算が最優先されるべきだ、と訴えました。
金井病院局長は最後に注目すべき発言をしました。それは、「いまの診療報酬体系は実態に合っていない。もう1つ、消費税だ。病院では薬剤メーカーなどに6億円払っている。これはみなさんからもらうわけにはいかない」というものです。いまの医療危機を解決するためには診療報酬の引き上げと消費税の軽減・廃止が重要であることを言明したのは良かったと思います。
なお、説明会ですが、9月頃、診療所化の具体的内容やスケジュールの詳細についてもう1回説明会を大島区でも行うとのことです。
イラストは答弁する金井病院局長です。

きょうは、これから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金、そして午後からは「越後よしかわやったれ祭り」です。
コメント