おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、イラストを描き、昨夜の会議の資料整理をしています。外は曇り空、日はさしていません。少しは涼しくなってくれればいいのですが……。
昨日は八木副市長のご母堂の葬儀ということで、まず弔問に行ってきました。1年半ほど前にお連れ合いが亡くなられたときに、一度だけお会いしたのですが、とてもお元気そうでしたので、こんなにも早く逝かれるとは思いませんでした。副市長はその時の私との会話のことも覚えておられ、「亡くなると、やはり母親は小さくなりますね」。寂しさがにじんだ言葉でした。
その帰り道、三和区のコウノトリの巣を撮影してきました。そろりとヒナに足環をつける時期ですが、この猛暑のなか、大丈夫か気になります。巣の上では母親がずっと立ちっぱなしで、ヒナを見守っていました。そうしたなかで、ヒナが時々、母親の喉を口ばしで突くしぐさをしていました。これは何を意味するのか分かりませんが、カメラで覗いていると、暑いので水分を欲しがっているように見えました。この時期、直接水分を取ることはなく、エサを通じてしか水分補給できないのですが、喉も乾くでしょうね。動画はこちらからご覧ください。

昼食後、直江津の党地区委員会事務所、市役所に行き、参院選の諸準備、市議会の災害対策特別委員会の準備などをしました。
夕方からは直江津のレインボーセンターにて災害対策特別委員会の「地震・津波対策に関する意見交換会」でした。津波の心配のある町内会から町内会長さん、防災士などの方、20数人から参加していただきました。また、市役所の担当課職員や地域協議会委員など数名の方も傍聴に来られました。
会では冒頭、委員長である私から、「能登半島地震から1年半が過ぎた。今ごろになって何をするのかという声もいただいたが、議会の委員会として、被災された地域、あるいはその可能性のある地域のみなさんの生の声をお聴きし、議会としての提案をまとめていきたいと思っている。すでに行政のみなさんが町内会などと意見交換などをやられ、検証結果も昨年12月にまとめられているが、現時点で皆さんの声を聴く中で議会として整理していきたい」と挨拶しました。
続いて江口副委員長が、スライドを上映し、津波の様子を再確認してもらった後、事前にお願いしたアンケート結果などについて説明しました。そこでは、「車での避難が多く、ハザードマップを見ていない人が多かった」「町内会で役割分担していたが、役に立たなかった」「てんでんこに避難したので、住民確認が遅れた」などの声が紹介されました。
その後は4つのグループに分かれての意見交換会です。これには傍聴の方からも参加していただきました。私はAグループの進行係を務めました。意見交換の中では、「1次避難場所は道路上だった。寒くて長くはいられない状況だったが、いつのタイミングで自宅へ戻っていいか判断がむずかしかった」「ハザードマップで避難すべき人と避難しないでいい地域の人の区別がされているといっても、街宣車で逃げろ、逃げろと言われればみんな逃げる」「高台に逃げたが、問題はどのタイミングで次の場所に行くかだ」「市ではすべて自主防災組織を通している。ハザードマップの徹底についても地元でやれとなっている」「要支援者は表面上、出てこない人もいる。誰が救助するか。(助ける側としては)この人はこういう人だと分かっていなければダメだ」「まず自分、家族、そして隣だ。共助しかない」「町内会に入りたくない人もいて、その家の情報が何もないケースもある。アパートの実態把握できていない」「防災スピーカーがよく聞こえなかった」などの声が次々と出されました。
昨日の会で出された生の声は委員会で検討し、今後の対策に生かしていきます。ご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。
昨日は、中川市長の「兵庫県三田市の米はまずい」発言がいろんなところで話題となりました。ヤフーなどで全国ニュースにもなっています。昨年、「もう一度、失言したら終わりだね」といった声が議会でも出ていました。本日、市長は記者会見するというのですが、潔く辞任するのが筋だと思います。
さて、時間です。
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