暁天講座、映画「ひめゆり」、そして…

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おはようございます。今朝は4時半頃、目が覚めました。消防車の音で起こされたのです。そのうち防災無線によって、吉川区下深沢地内で建物火災が発生したというアナウンスがありました。大急ぎで現場に駆け付けましたが、すでの炎は上がっておらす、鎮火に向かっていました。消防署、消防団など大勢が活動中でした。火災が発生した建物はKさん宅の作業所です。近所の人は「バンバンという音がして外に出た。顔が熱くなるほどだった。隣の家に移らないでよかった」と言っておられました。救急車もやってきましたが、一人の女性が軽い火傷をされたようで、近くの家の人に私から頼み、保冷剤で冷やしてもらいました。原因は調査中とのことです。なお、現地で確認した鎮火時間は5時28分、防災無線で鎮火の放送がされたのは5時37分でした。

昨日は、朝5時過ぎに浦川原区熊沢の寶恵寺(ほうえいじ)に着きました。その後、お御堂でお参りし、5時半から暁天講座タイムです。約30人の参加者全員でお経の本を読み、私は5時50分から、「コウノトリから教えてもらったこと」(副題は「愛と平和を語ります」)と題して50分ほど話をさせていただきました。

そこでは、コウノトリの基礎知識や吉川区、三和区で営巣したコウノトリのことを話した後、今年のコウノトリ観察で見た交尾から巣立ちまでの流れを何本もの動画を使って紹介しました。参加者のみなさんからは交尾、雪降るなかでの抱卵、コウノトリ同士のたたかい、ウシガエルを丸呑みする様子などの場面に注目していただきました。シーンの中には驚きの声が上がることもありました。コウノトリ同士のたたかいを紹介する場面では、菅原文太さんの遺言も紹介しながら、平和の大切さを訴えました。そして最後に、①コウノトリは〝幸せを運ぶ鳥〟であり、絶滅危惧種。安全、安心な食料生産環境があってこそ、生きられる。有機、環境保全型農業の推進していこう、②コウノトリは地域の宝。コウノトリの郷づくりは地域づくり、観光振興の目玉となりうる。みんなで大切に育てましょう、と訴えました。

コウノトリの話が終わった段階で、私も作詞にかかわった『かちゃの歌』を聴いていただきました。当初の予定では『コウノトリさん、ありがとね』を聴いてもらいつもりだったのですが、参加者のほとんどは昨年も参加されていることがわかったので、『かちゃの歌』にしました。トップのイラストは講座の様子。下の画像は、使ったスライドの一部です。

暁天講座が終わってから、いったん家に戻り、その後、高田世界館をめざしました。柴田昌平監督の映画『ひめゆり』をみるためです。終戦間近の段階、沖縄を舞台にしたドキュメンタリー映画です。たたかいに動員された222人の「ひめゆり学徒隊」のみなさんのなかで生き延びた人たちの証言と映像で構成された映画は、初めてみましたが、これほどすさまじいものだと思いませんでした。砲撃にさらされることが確実な壕の外に出るようにという命令が出てからの女性たちの体験は胸がしめつけられるほど恐怖に満ちていました。喉が渇いて、小便や戦死者の体から出たかもしれない水を飲んだ話、仲間の死体の下になったから助かった話など、22人の人たちからの証言は戦争の非人間性を浮き彫りにし、改めて命の尊さを意識しました。映画の中で何回か出てきた白い百合の花、ずっと気になりました。いまも咲いているのでしょうか、咲いているなら、一度、見てみたいものです。

映画は130分、世界館を出てから直江津に向かいました。午後1時から災害対策特別委員会の活動をめぐって、委員長である私と副委員長で打ち合わせをすることになっていたからです。「つかそば」で大盛りの天玉そば(520円)を食べ、打ち合わせの場所に急ぎました。

打ち合わせは約1時間。前に行った市民との意見交換会のデータ、珠洲市の視察報告などを頭に置きながら今後の運営、提言の方向性などを出し合いました。

打ち合わせが終わってからは「ライオン像がある館」に寄り、「寄り道ライブ」を1時間だけ楽しんできました。「寄り道ライブ」を聴いたのは数ヵ月ぶりです。運営している川合さんご夫婦ともお会いしたかったし、加茂市の佐藤キヨシさんのパワフルな歌で元気をもらいたいと思っていました。会場では、佐藤さんの前に演奏した「crescent moon」というグループの歌も聴きました。イラストの真ん中でカホンを担当している子どもさん、いい音を出していましたね。演奏態度を見ると、将来が楽しみな女性です。佐藤キヨシさんの歌はほとんど自作ですが、今回は『一輪の花』が気に入りました。

「ライオン像がある館」を出てから市民プラザに向かいました。寺尾昭人さんの写真展を観るためです。今回のテーマは「上越 夏 写心展」です。花火大会、ひまわり畑、蓮の花など、上越の夏の心に残る風景がカメラに収められていました。会場で作品鑑賞していたら、音楽に詳しいNさんがやってきて、寺尾さんも交え、久しぶりに楽しい話をしました。イラストはNさんとのツーショット。バックに描いた写真は尾神岳のパラグイダー大会のものです。100機を超えるパラが上空を舞う姿、しぼって、すべてのパラがよく写っていました。見事な写真でした。

夕方、5時からは高田で懇親会でした。参院選の慰労会です。手作りの美味しい漬物、煮物、餃子などたっぷりいただきました。私は何も持参しなかったのですが、参加した男性陣の中で料理が得意の人が何人もいるのにはびっくりでした。慰労会では、市長選の話が出ていましたが、共産党としてどうするか、急がなければならないと改めて思いました。

きょうは、これから火災現場にもう一度行き、その後、明日の会議の準備をする予定です。今週の「しんぶん赤旗」日曜版は先週との合併となっています。それに伴い、活動レポートも休ませていただきました。

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