おはようございます。今朝は寝坊してしました。4時に起床するつもりだったのに5時半になってしまったのです。大急ぎで活動レポートを作成し、いま、印刷しています。
昨日は一般質問最終日でした。私は、市内の山城(城跡)の実態と課題、吉川区内の町田古墳群のその後の調査と課題、学校給食と地域農業について早川教育長に質問しました。以下はその大要です。
【橋爪】市内にある山城の価値をどう認識しているか。また現状と課題は。
【早川教育長】確認できている山城だけでも77か所ある。地域への誇りや愛着にもつながる「地域の象徴」としての価値を有するほか、文化財としての「学術的価値」を有するものもある。土塁やの一部崩落などがあり、草刈りなど継続的な維持管理が課題だ。
【橋爪】吉川区町田の前方後円墳の発見は「当市の歴史に新しい1ページを加える成果」だった。古墳群のその後の実態把握と保護の動き、及び地元から出ている案内看板、アクセス道路整備の要望への対応について聞きたい。
【教育長】町田古墳群は、令和2年3月に頸北歴史研究会が山城の分布調査の際に、新たに発見した古墳群だ。さらに現地調査を行い、令和4年2月に文化財保護法に基づく遺跡登録の手続を行い、保護措置を講じた。令和5年4月には、新潟県の埋蔵文化財専門員、頸北歴史研究会、地元町内会、市教育委員会などが合同で、遺跡登録により周知化した古墳以外の古墳の存在を確認するために現地調査を行ったが、新たな発見に至っていない。現在登録されている古墳群周辺には未発見の古墳が存在する可能性があることから、今後も頸北歴史研究会を始め関係機関と連携し、最新の技術である赤色立体地図を活用した調査なども用いながら、町田古墳群の全容把握に努めていく。アクセス道路は、古墳群を含め周辺一帯が民有地であることなどから、整備は難しい。また、案内看板も、町田古墳群の全容が明らかになっていないことなどから現時点での設置は困難だ。
(同じ時期に発見された新潟市の角田浜古墳では案内看板も道路もできている…橋爪)
【橋爪】農家数が激減し、このままでは担い手がいなくなる。農林水産部での取組とともに学校給食で子どもたちに農業への関心を持ってもらうための一層の努力が必要だ。私は、農業は人間の命を守るもっとも重要な職業の一つであることを根本に据えつつ、① 地場産の農産物の利用にあたっては、できるだけ生産者の顔が見えるようにすること。②たくさんの生き物とのつながりの中で農業生産が行われていることを知ってもらう。③地元でできるだけ多くの農産物を生産し、自給率を高めることの大切さを学ぶ。④生産したものの消費に至る動きを知ること、4つの視点での取り組みが必要と思っている。教育長の考えを聞きたい。

【教育長】言われた4つの視点は学校給食の7つの目標にも含まれていることだ。学校の授業、給食の時間だけでなく、農業体験、生産者との交流を通じて顔の見える関係づくり、血の通った交流が大事だ。農業の担い手が育つことにつながればいいなと思っている。教育委員会としても応援していきたい。
きょうは休会日ですが、総務常任委員会の勉強会が10時からあります。その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などで頑張ります。大島区へは夕方行きます。
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