〝縄文から現代を考える〟講演会

吉川区

おはようございます。今朝は4時半頃、一度目覚めたのですが、まだ早すぎると布団にまたもぐったら、何と7時過ぎになりました。外は晴れ、これから冬型になるのでしょうが、少しでも晴れの時間を長くしてほしいです。

昨日は午前にコウノトリ探しに出かけました。早朝、一人の市民から情報が寄せられたこともあって、気になり、何度か足を運びました。でも、見かけることはありませんでした。ともすると、アオサギだったのかも知れません。その後、コウノトリの観察を続けている小学生のお父さんと会い、情報交換させてもらいました。観察と科学発表にあたっては家族だけでなく、学校の先生のアドバイスもあったようです。

昼食後、地元事務所で原稿書きをしました。エッセイを半分くらい書きました。今週は私の所属する常任委員会もあるので、早めにスタートしないと書き上げることは無理だと思ってはじめました。ただ、仕事部屋には暖かい太陽光線が注ぎ、眠くなりました。眠気が無ければ、倍くらい書けたはずなんですが……。

午後2時からは吉川コミュニティプラザで行われた講演会(いのちの応援団主催)に参加してきました。講師は考古学者の佐藤雅一さん。講演は「生と性、そして聖」というタイトルで、縄文時代の土偶・石棒などを通して当時の性生活、文化などをさぐるとともに、現代をどう生きたらいいかを考える内容でした。立ったままお産する「立ち産」を現した土器があるなど、初めて知ることが多く、とても勉強になりました。トップのイラストは佐藤さんを描きました。

1時間半にも及ぶ講演を聴いて改めて思ったのは、お産の大変さです。様々な土偶、土器模様などに表現されたお産の様子は、無事にお産することへの祈りを込めたものではないかと強く感じました。縄文時代に〝産屋〟なるものがあったことは、これまで知りませんでした。また、竪穴住居では、囲炉裏を囲んで3世代の家族が暮らしていたことを考えると、核家族化が進んだいまの家族の形態の危うさを感じます。家族全員が集まる場所に火があって、明るさ、暖かさをもたらす。現代では、これに代わるものがいまだに見つかっていないのではないでしょうか。

興味深く聴いたのは、吉川区尾神の岩戸に関連して、岩戸の東側にある「さざれ石」は「はらみ石」であり、石の中で石が生まれたものだ。岩戸と「さざれ石」はリンクしていて、意味があるのではないかという指摘です。もう少し詳しく聴きたいと思いました。ピカソはニューギニアにある大昔の絵画を見て大きな影響を受けたという話にも引き付けられました。

きょうは、これから朝市宣伝に行き、その後、市役所に向かいます。文教経済常任委員会を傍聴する予定です。

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