300万年前の様子を知る

季節の風景

おはようございます。今朝は「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。きょうは黄砂が舞い、雨も降るというので、構えていたのですが、これからが本番のようです。配達をしていて、ヒトリシズカが花を咲かせているのを確認しました。早いですね。

昨日は午前中、市役所近くの医院へ行ってきました。毎年やっている胃カメラによる検査の予約です。けっこう混んでいて、診察が終了するまでに1時間ほどかかりました。5月2日(火)の午前10時半から検査となりますので、議会事務局のみなさん、よろしくお願いします。

昨日は県議選が終わって2日目です。あちこちで祝いの言葉をかけていただきました。お昼を食べに行った食堂でも、「良かったね。おれも1票入れたよ」と声をかけてくださった方がありました。

午後からは、米山や尾神岳の成り立ちを調べている地質の専門家グループ、米山団体研究会の大野隆一郎さんが柏崎市谷根の露頭(旧採石場跡地)をドローンで撮影してもらうというので、私も現地に足を運びました。トップ画像はそのときのイラストです。

谷根には、これまで、野の花を探すことを目的に一度しか訪れたことがありませんでした。米山湖の近くに地層が横に重なっているのではなく、縦に並んでいる(横の地層が90度傾いた)ところが見られるということは初めて知りました。

大野さんの説明によると、この地層は約300万年前のものだとのことです。ここら辺は海底だったところが隆起したものと思っていたのですが、地層の一部には陸でなければできない赤色酸化した部分もあります。当時は、現在の小笠原諸島の海底火山と同じようになっていて、火山の陸上と海に沈んだ部分の境(波打ち際)だったのではないかとのお話でした。

地層には、海岸の丸い「れき」も見られます。これは海底火山の陸上で土石流が発生し、土砂などが海中に滑り落ちたときに、岩礁海岸の「れき」を巻き込んだものではないかとのことでした。土石流は陸上だけでなく、海中でも発生しますが、陸上より角度がゆるくてもすべることも知りました。

露頭周辺には、いろんな植物があります。岩肌にはミヤマアワガエリが花を咲かせていましたし、キリンソウの茎が20㌢ほどに生長していました。遅くない時期に岩肌は黄色い花でいっぱいになるはずです。下の画像はミヤマアワガエリです。

ドローン撮影の結果、これまでわからなかったことが確認されるかも知れません。画像の分析結果については、教えていただく予定です。

きょうは、地元町内会の祭りです。午後から祭典に出て、その後、党会議に参加します。

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