山田護さんが初詩集『詩の花束』発刊

季節の風景

おはようございます。昨日待望の雨が降って、今朝はいくぶん気温が下がった感じです。雨はまだまだ不十分ですが、少しでも毎日降ってほしいですね。下の画像は今朝の田んぼ風景です。昨日の雨で稲の倒伏も出てきました。

昨日は午前9時半から党議員団会議でした。目的は全員協議会の質問準備です。3人で協議し、質問事項を8つほど上げ、そのなかから、いくつかに絞って、上野、平良木議員が質問することになりました。

午前11時から開催された市議会全員協議会で市は、雇用調整助成金などを不正受給したリフレ上越山里振興㈱は、破産ではなく、通常解散・清算させることなどを明らかにしました。

昨日の会議は、リフレ上越山里振興㈱について「一つの方向性が見えた。この時期に速やかに市議会に説明させていただく」(阿部文化観光部長)として開かれたものです。このなかで市は、①不正受給に係る新潟労働局への返還金に対し、市は財政支援を行わないこと、②リフレ上越山里振興㈱を破産ではなく、通常解散・清算させること、③市の財政支援は、最小限の財政負担となるよう努めることを「市の対応方針」として打ち出しました。そして、解散及び清算については、市の財政支援は会社解散後とする(理由はその支援に課税されないようにするため)、解散前に、新潟労働局への返還を完了することなどを明らかにしました。

これらの説明を聞いた後、日本共産党議員団の上野、平良木議員、無所属の宮越議員が、「この時期に全員協議会を開催した理由は何か」、「不正受給で得た資金で事業負債を返済しているのではないか。その場合、事業負債が少なくなるのではないか」「まだ詰まってないところがたくさんありそうな感じがする。9月議会に提案するというが時期尚早ではないか」などと質問しました。

具体的な数字が明らかにされないものが多い中での質疑でしたが、私が一番注目したのは「不正受給で得たお金の使途」です。これまで、関与者2人の私的流用はない、従業員の給与を過払いしたことなどは明らかにされてきました。しかし、事業負債の返済に充てたかは不明確でした。今回、平良木議員に質問に担当課長は「一部が金融機関への返済資金に充てられてるだろうという可能性は当然ある。そこの部分、返済して欲しいという話は、させてはいただいた」と答え、小田副市長は、「事業経費と不正受給の額の金額の流用については、精査をした上で、その金額については提案をさしていただく」と約束しました。これらがどういう結果になるか、注視していきたいと思います。

昼食後、高田で用を足し、その後、大潟区の潟田に向かいました。

40年前、仲間の結婚を契機に、ノートに詩を書き始め、「このノートにうたがいっぱいになったら、ぼくはみんなに胸をはって、〝ぼくの作った詩だよ〟と言って詩集をおくりたい」と書いていた人が、ついにその夢を実現させました。その人は、上越市大潟区在住の山田護さん(73歳)です。

昨日、山田さん宅で、その詩集『詩の花束』をいただきました。トップ画像がその詩集です。

仲間や友人、家族、ふるさとへの想いが綴られたこの詩集には、「はじめに」から「あとがき」まで39篇の詩が入っています。みんな素敵な詩ですが、中でも雪国の春到来の喜びを書いた「春」、大切な仲間である人が亡くなる10日前に書いて渡した「翼を休めよう」、海や山、花を愛し、平和な暮らしを願って書いた「願い」は私の大好きな詩です。何度読んでも、心打たれます。本の中にある夕陽や雲などの写真は山田さんの撮影です。名川定信さんが描いた表紙と裏表紙の絵とともに、この詩集を一層魅力的にしています。

この詩集は山田さんの自費出版で、部数に限りがあるとのことです。本屋さんには並びませんので、お読みになりたい方は山田さんに電話(025-534-3752)してみてください。

昨日のこのほか、生活相談が2件入り、その対応で動きました。また、牧区坪山の中川卓夫さんと電話で今回の干ばつ対策について意見交換させてもらいました。中川さんは、「ここまでくると、来春の耕作が心配だ。数年前の時と同じように湿地ブルを入れて保水できる田んぼにし、地滑りなどの災害を防ぎたい」などと言われていました。

きょうは、妻の用事で柏崎へ行く予定です。

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