珠洲市を視察

国政

おはようございます。今朝は5時に起床しました。ゴミ出しをしてから朝の撮影に出ましたが、朝日を受けたひまわりの花がとても素敵でした。花言葉は「あなたを幸せにします」、いいですね。今朝も朝から気温がぐんぐん上昇して、セミの鳴き声も賑やかです。

昨日は災害対策特別委員会視察、2日目。珠洲市の地震・津波・豪雨の被災状況を見て、復旧・復興、今後の対策の取組を学んできました。宿泊先の七尾市のビジネスホテルからはジャンボタクシーで珠洲市に向かいましたが、道路のあちこちで地震の爪痕があって、復興までにはまだまだ時間がかかるなと感じました。

現地視察では、珠洲市の女田危機管理室長から見附公園まで来ていただき、その周辺地区の津波被害状況や対策について説明していただきました。3メートル弱の津波で海岸通りの住宅がたくさんやられていて、解体後の更地の多さにびっくりしました。室長さんからは、「徒歩でいち早く逃げることが基本となる。仮に車で逃げるとしたら、道路沿いの家々の耐震化をしっかりやっていかないと無理だ」などと言われました。現地ならではの学びがいくつもありました。トップのイラストはその時のものです。

市役所では泉谷市長と番匠議長から挨拶をいただき、女田室長、泉谷市長からは、被災時の対応状況、今後の課題と対応などについて話していただきました。①断水により一番困ったのはトイレで、凝固剤簡易トイレの備蓄が大事であること、②停電で電波塔のバッテリーが切れ、携帯電話も使えなくなったが、スターリンクを整備することにしたこと、③重機や車両、発電機などの燃料確保も課題となる、などとのことでした。昨年の地震では、本震が来る数分前の余震の段階で高台への避難行動をした町内会がいくつもあったことも紹介していただきましたが、日ごろからの訓練の重要性も改めて学びました。下のイラストは泉谷市長を描かせてもらいました。

珠洲市は上越市と直線距離で92キロです。昨日は上越市は見えませんでしたが、糸魚川市の山々は見えました。珠洲市は能登半島最先端の自治体です。復興にあたっては、里山里海の営みの再生をベースにして、より安全な新たな地域づくりをめざす。誰一人取り残すことのない持続可能な復興を進める。そして、市の取組が今後の我が国のあり方を指し示すこととなるよう、魅力ある最先端の復興を成し遂げていくとしています。珠洲市の先見性は原発建設を断念させたことでハッキリしていますが、今後の取組みは注視し、学んでいきたいと思います。

きょうは、これから、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をし、スタンディングにも行く予定です。午後からは消火栓の活用をめぐるシンポジウムに参加します。

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