おはようございます。今朝は3時前に一回起きてデスクワークを1時間ほどやりました。よく眠れなかったので、もったいないから起きたのです。でも1時間くらいで睡魔がやってきて再び布団に入り6時過ぎに正式に起床しました。外は雨の音がします。風も吹いています。
昨日の午前は三八市での宣伝行動でした。天気が良く、人出もいつもと違いました。どら焼き屋さんのお店には長い列ができていました。うれしかったのは靴下屋さんが久々に出店していたこと、そして八百屋さんのお母さんが数か月ぶりにお店におられたことです。どちらとも笑顔で言葉を交わし、元気であることを確認しました。良かったです。市宣伝が終わったところで、10分ほど「ライオン像がある館」での川合徹人さんのライブを聴いてきました。入って間もなく生活相談が入りましたので、残念でしたが、短時間で離れざるを得ませんでした。
生活相談後は大島区の食堂でかつ丼を食べて松代公民館に向かいました。午後1時半から、県病院局の2回目となる「松代病院の入院機能の十日町病院への統合(無床診療所化)に関する説明会」があったのです。会場には15分ほど前に着いたのですが、関心が高く、ほぼ満席でした。報道関係も数社入っていました。
会では冒頭、金井健一病院局長が挨拶し、田中秀明経営企画課長が説明しました。この中で病院局は、松代病院は小規模病院として限界があること、医療スタッフの確保が厳しいこと、入院患者が減っていることを改めて強調し、無床診療所化として存続させることの「必要性」を訴えました。そして無床診療所化した後の十日町病院については、回復期患者の受け入れ態勢を強化すること、現在、新潟厚生連が十日町地域で担っている透析、精神の外来機能の移行を検討していることを明らかにしました。しかし、参加者の多くが注目していた松代病院のスタッフがどうなるかについては今回も具体的に明らかにしませんでした。労働者側との協議で合意できなかったようです。にもかかわらず、10月7日には魚沼圏域地域医療構想調整会議を開催していくこと、そこでの判断次第では12月県議会で無床診療所化の条例改正案を提出するとしました。
この方針には参加者が反発し、反対の発言が相次ぎました。トップバッターは地元の「松代病院を守る会」の村山会長です。同会長は、今回の無床診療所化に反対する署名が松代、松之山地域で7割にも及んでいること、昨年3月の「新潟県立病院経営強化プラン」で入院機能維持をうたっていることなどをあげて方針の撤回を求めました。2番手は私です。私からはまず、県病院局のホームページに方針の見直しについてひと言も書くことなく、依然として病院経営強化プランをそのまま掲載していることについてふれ、「(局長などが)従うべきはこのプランだ」とのべました。そのうえで、これまで反対運動が大きな高まりを見せていて、関係地域住民の多数が反対していることに加え、多くの病院スタッフも反対し、署名運動していることをあげ、「地域住民からも病院スタッフからも支持されない方針を進めるのは(あるべき)政治ではない。来月7日の魚沼圏域地域医療構想調整会議で同意を得るとか、12月県議会に諮るような状況ではない」と方針を撤回するよう強く求めました。さらに職員労働組合のメンバーも発言し、十日町病院の看護師も定員を10名ほど割り込んでいること、方針通りで行った場合に新たな人員の必要が出てくるにもかかわらず、その人たちのことが考慮されていないことなどをあげて、病院局の方針に反対を表明しました。最後に、「ここまでくると黙ってはいられない」と手をあげたのは松代病院の医師のK先生です。先生は、「一般会計からの繰り出しの削減が(方針転換の)理由なのではないか。病院の機能縮小で私が一番心配なのは、地域との連携だ。松代、松之山、大島の包括、ケアマネさんなどと毎月会議を持っていて、情報共有して(地域住民の命を守って)いる。入院機能があるから外来だけでなく訪問診療もできている。(方針を強行するなら)私は抗議して辞職する」と入院機能存続を強く訴えました。
こうした発言が続いたにもかかわらず、金井病院局長は、「皆さんから反対が多数あったことを魚沼圏域地域医療構想調整会議で伝える」としながらも方針撤回を表明しませんでした。これで強行したら、花角知事の再選の道はかなり狭まることでしょうね。昨日の集会では、参加者の発言の途中や発言の終わりで大きな拍手が起きました。病院局の説明会でしたが、まるで、松代病院を守ろうという決起集会のような感じでした。こういう説明会、初めて経験しました。トップのイラストは、説明会の様子です。
会場を離れてからはまっすぐ地元に戻りました。別の用事があったので、急いで帰ったのですが、私の事務所近くの田んぼにコウノトリの親鳥ペアがいて、カメラを回しました。やはり、コウノトリがいると最優先となってしまいます。何枚も撮りました。下はそのうちの一部です。



昨夜、最新エッセイ集、『母ありてこそ』、1校が送られてきました。いよいよ最終盤です。急いでチェックしたいと思います。表紙デザインも確定しました。本は消費税込みで1590円となる見込みです。よろしくお願いします。
きょうは、地元で大事な用事がいくつかあります。
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