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全県活動者会議

 きょうは全県党活動者会議でした。上越市はきょうが市長選の告示日でもあります。長岡市の会場へ向かう途中、柿崎区内にあるナルス前で候補者のひとりがかすれた声で街頭演説をしている場面に遭遇しました。こちらで候補を擁立できなかったので、なんとなくさみしい思いで通り過ぎました。

 全県党活動者会議は先日の第9回中央委員会決定を受けて、総選挙の教訓を学び、来年の参院選を勝利する土台づくりの会議です。

 冒頭、参院選の東海・北陸ブロックの比例候補として決まったばかりの名古屋市中村区の河江明美(かわえ・あけみ)さんが挨拶しました。リュックを背負って会場入りした河江さんは44歳、「元気のかたまり」といった女性で、明るく元気な訴えに「この人ならいける」と思いました。小日方新潟県委員長の話によると、河江さんの街頭演説を聴くと感動で胸がいっぱいになるそうです。昨日、参院新潟選挙区の候補として記者会見したばかりの武田勝利さんも挨拶しました。武田さんはもうベテラン、衆院選の疲れも見せず、県民の中に入り、政治の変化を肌に感じた体験と参院選勝利にむけた決意を語りました。こちらも元気あふれた、堂々とした挨拶でした。

 会議では中央委員会に出席した県委員長の報告と6人の発言を聴きました。県委員長は、中央委員会での委員の発言なども引用して幹部会報告のポイントの説明を行いました。日本医師会の人と一緒に医療シンポに参加した小池参院議員の発言の紹介などとても興味深いものがありました。6人の発言は衆院選後、県内で先進的に頑張ってきた人たちの発言です。持てる力を全面的に発揮した経験や自力をつけるために仲間や新聞を増やし続けてきた経験は学ぶところがたくさんありました。この6人のひとりは上越市議団の上野議員です。頸城支部の楽しく元気な活動はいまや全県組織を引っ張る役割をはたしています。こちらも頑張らないと取り残されそうです。

 会議でいつも声をかけてくださるのは県委員会勤務員の北村直吉さん。きょうも書籍販売のコーナーで、「橋爪さんにはこの本を読んでもらいたいんだけど」と呼び止めていただきました。その本とは『信念と不屈の画家 市村三男三』(なかむらみのる著、光陽出版社)です。新潟市(旧横越町)出身のプロレタリア美術運動の指導者、市村三男三(いちむら・みおぞう)がどういう人であるかを多喜二・百合子賞受賞者である作家のなかむらみのるさんと北村直吉さんが丹念に調べていく過程を書いた本です。これまで何冊かの評伝を読んだことがありますが、どういう人物であったかをこういう形で紹介していくものは初めてです。読みはじめたら面白い。深夜には読了してしまうでしょう。

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2009年10月18日 23:33に投稿されたエントリーのページです。

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