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県民には遠い存在、新潟県議会

 日本共産党の県議会議員、竹島良子さんから「新潟県議会の議会改革についての提案」をファックスにて送ってもらいました。同提案は、日本共産党新潟県委員会と竹島県議が県民の声が通る議会をつくるための当面の提案をまとめたもの。16日、小野峯生議長に提出しています。

 読んでみて改めて思ったのは、「いまの県議会のままでは、県民から頼りにされない」「県民にとっては遠い存在だ」ということです。本会議質問は年2回しか認めない、代表質問を認められない会派もある、インターネット中継は録画だけでライブは無し。いまの上越市議会と比較すると話にならないのです。県政をチェックし、様々な提案をしていく県議会にしていくためには、まず議員の発言権を保障する。それからもっと県民に開かれた議会にして、どんどん県民の中に入って行くようでないといけませんね。

 同提案は4項目。①本会議での一般質問の制限をやめ、議員の発言権を保障する。議会運営委員会はすべての会派によって構成する。②県民に開かれた県議会を確立する。具体的には、インターネット中継は録画だけでなく、生中継も行う。各地のケーブルテレビと連携し県議会のテレビ中継を検討するなど。③日額で支給される「費用弁償」は廃止し、鉄道賃、ガソリン代などの実費支給とする。④海外視察のための予算を廃止する。議会基本条例制定も視野に入れ、大いに議論してほしいものです。

 県議会が県民に遠い存在となっているのは県議会だけでなく、県議会議員の活動にも問題があるからです。何よりも、何をしているのかわからない。県民要望をとりあげ、いい活動をしている議員もおられますが、日常的な議会報告活動がきわめて貧弱なのです。ホームページやブログを開設していても書き込みが少ない、ビラもたまにしか発行しないという議員が何人もいる。これではいけないと思うのです。

 きょうも青空が広がりました。市議会全員協議会で注文が出た中山間地域振興基本条例素案の改善点について考えをまとめるために、また『森は生きている』(富山和子著、講談社)を読みました。これで3度目かな、この本を読むのは。あ、そうそう、市政レポート1480号、「春よ来い」の第133回目、「ハクチョウの家族」をアップしてあります。左上の「小さな幸せ通信」をクリックしてお読みください。

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2010年12月19日 23:52に投稿されたエントリーのページです。

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