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HPの改善、町内会館建設補助などで質問展開

 昨日は総務常任委員会の2日目でした。冒頭、板倉区国川の地滑りについて危機管理監から報告があり、それを受け、委員長より、地すべりの対応で防災担当は出入りがあると思うが、質問はその点、配慮してほしいと要請がありました。換言すれば、防災関連の質問は必要最小限にとどめてくれということです。

 私の主な質問は市のホームページのあり方、行政組織の改編、上越地域消防事務組合が配備する放射線測定器の運用、町内会集会場建設費補助、広島平和記念式典への中学生の派遣、自治基本条例の見直し、中山間地域対策についての共同調査研究でした。

 このうち、ホームページのあり方については、大事な行政情報は必ずとりあげ、もっと迅速に発信するよう求めました。具体的な例として私があげたのは、2月5日の市長による豪雪対策に関する国交大臣への要望書提出、信越線脇野田駅移設に関する1月16日の設計協定、3月6日の施行協定(いずれも市とJR東日本との間で結ばれた協定)です。2つとも、新聞報道されるまで、あるいは議会で質問されるまで事実が明らかにされませんでした。私は、「市民が関心を持っている重要問題なのにまったくとりあげられてこなかったのは問題だ。早急に是正すべきだ」と訴えました。市村総務管理部長は、「市が行っていることは基本的にはすべてオープンにすることにしている。そうしたものをできるだけお知らせするという基本姿勢は変わっていない。各課には広報主任を置いているので、広報主任会議などを通じて徹底していく」と答えました。当面、私が指摘した2つの事がいつ掲載されるか注目したいと思います。

 町内会集会場に関しては新年度予算で新築5件(頸城区2、吉川区2、三和区1)、修繕・増改築28件、緊急修繕対応で2452万円が計上されています。このうち新築については、補助率20%、限度額400万円となっています。宮崎議員と私がこの補助率、限度額のことを取りあげました。宮崎議員は集落の規模によって補助率を考えないと自己負担が重くなるところがあるので柔軟な対応を求めました。私も、「現行だと小さな集落では負担が重く、補助を受けられない。県内他市と比較してどうなのか。少なくとも県内の平均的水準まで補助率を上げるべきではないか」と質問しました。木村共生まちづくり課長は、「他市と比較すると、決して高い方ではない。低い位置にある。検討していきたい」と約束しました。

 広島平和記念式典への中学生の派遣については、現在、各校から1名派遣することが長く続いています。私は昨年の式典に参加した生徒たちの文集を読んだ感想として、「すばらしい文章がいくつもあり、平和なまちづくりをすすめていくうえで派遣の果たしている役割の大きさを感じた。糸魚川市のようにぜひクラス代表を送れるようにできないか」と派遣生徒を増やすよう求めました。これにたいして山岸副市長は、「財政との問題だろうと思う。毎年同じスケール、パターンでいいのか。どういう方向で行ったらよりよいことになるのか検討したい」とのべました。今後、どういう展開となるのか楽しみです。

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2012年03月13日 05:26に投稿されたエントリーのページです。

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