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総括質疑、高田夜の街オリエンテーリング

 昨日も市議会は総括質疑でした。笹川議員がトップ、私が二番、そして最後は内山議員と続きました。

 私の質疑の中心は昨年度の市政の総括です。合併時の約束を見なおすことになった「地域事業費制度の見直し」問題、第4次行政改革推進計画の評価の在り方、大雪災害重機貸出事業の評価と課題、観光施設を管理する指定管理者の経営状態のチェックの在り方、住宅リフォーム促進事業の評価などを市長に質問しました。

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 「地域事業費制度の見直し」問題について私は、「見直しをせざるを得なくなった最大要因は合併前上越市の地域事業の進捗管理がきちんとされていなかったからだ。この点についての事実と責任を明らかにすることなくして市民の行政への不信感は無くならない」とのべましたが、市長からはこの問題での謝罪も責任の明確化もありませんでした。それどころか、「見直しの最大要因は合併前上越市の地域事業の進捗管理だとは思わない」とのべ、進捗管理をきちんとしてこなかったことを事実上不問に付す態度をとったのです。驚きました。

 第4次行政改革推進計画の昨年度の取組評価について市は、「一部で十分でなかった取組があるものの、全体としては概ね順調に推移した」と評価しています。これに関連して、組織機構改革の取組を例に挙げながら、問題や課題があったものについても「順調」「おおむね順調に進捗」と評価して丸印をつけることはおかしいと指摘しました。組織機構改革の取組では昨年度、大島、浦川原、安塚の3区の総合事務所をブロック化し、産業建設グループを浦川原区に集約するモデル案を作成、そして今年度から試行をするという段取りでした。推進計画上での目標は、「モデル案を作成する」ことでしたからそれ自体で言えば、目標達成ということになるのかもしれません。でも現実は、そのモデル案がとん挫したのです。課題や問題が残ったものの評価はよくて三角印だと思います。取り組み評価は市民目線でしてほしいものです。

 大雪災害重機貸出事業に関しては、今冬の豪雪のなかで市民から歓迎されました。ただ、要援護者だけに限定するピンポイントではなく、集落全体を救助対象にすることが必要だと指摘しました。市は、常任委員会資料の中で、今後の課題、反省点などについては、「安全管理の徹底」しか触れていませんでしたので、どう答えるか注目したのですが、「災害救助法の適用下において県が行う同事業の救助対象である『要援護世帯』に対し、必要な救助が実施できたものと考えている」とのべるにとどまりました。でも、再質問に答える中で防災危機管理部長が、県の動きを詳しく伝えてくれ、今後、豪雪時の災害救助適用は改善の方向に向かって動き出していると確信しました。

 議会が終わってから、昨年大評判だった「高田 夜の街オリエンテーリング」に参加してきました。開会式が行われた「サウンドパーク米蔵」広場は400人を超える人がいてびっくりでした。若い参加者が多かったですね。

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 参加費は3000円で、事務局が準備したコースを回って4店で飲食できます。私は吉川区から参加したTさんとともにまわったのですが、1店目でビールを2杯飲んだら、すっかり酔いが回ってしまいました。3店目は「Moon Shine(ムーンシャイン)」というお店でした。ここに入ってまたびっくり、吉川区からの参加者が4人もいたのです。お寺さんに、板金屋さん、消防団の幹部の方…。さらに驚いたのは店主もまた吉川区出身(町田)だったことです。カクテルも美味しかった。

 昨晩は水曜日でしたが、高田の仲町通りは金曜日の夜の雰囲気がありました。不景気が続く中で何とか地域を活性化させようと自力でこうしたイベントをやるというのは大事なことだと思います。

 

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2012年09月06日 05:22に投稿されたエントリーのページです。

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