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小木直江津航路の新船舶導入計画、明らかに

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 おはようございます。今朝も蒸し暑いですね。朝靄がかかり、遠くの山々はまったく見えません。これから晴れてくるのでしょうか。

 昨日は市議会厚生常任委員会と文教経済常任委員会がありました。このうち文教経済常任委員会の様子をお知らせします。

 佐渡汽船㈱の小川健社長は一昨日、小木直江津航路の新たな運航体制に向けた新造船の導入についての文書を村山秀幸上越市長に提出しました。これは昨日の市議会文教経済常任委員会で市側が明らかにしたものです。
 このなかで小川社長は、「中型高速カーフェリーによる一隻体制の運航を視野に」入れながら、「7月下旬に造船会社数社より技術的な提案を受ける予定であり、弊社が策定した『高速カーフェリー基本コンセプト』12項目に基づき、条件を満たす船舶の検討作業を進めて」いるとして、支援を求めています。
 同社が導入するとしている船舶の概要は、航海時間が片道100分以内、速力は約30ノット以上。搭載人員は約700名。搭載車両は乗用車のみの場合で約150台。就航時期を平成27年7月としています。船価は上限60億円です。基本コンセプトとしては、既存岸壁に適合、安全性重視、バリアフリー化、就航率の確保など12項目をあげています。
 中型高速カーフェリーを検討する理由としては、①北陸新幹線開業に合わせた2往復化の実現による利便性の向上、②高速カーフェリー就航による宣伝誘客効果、③1隻体制」での就航による赤字航路の収支改善、の3つをあげています。
 同社としては、今年の9月に造船会社と建造契約を締結し、平成27年の6月までには建造、同年7月に就航開始したい考えです。
 昨日の委員会では、秀沢産業観光部長がこれまでの運航体制検討経過などを報告するなかでこの文書についても説明しました。委員からは、「県の支援方法、佐渡航路確保維持改善協議会の在り方についてよく理解できない。県、佐渡、上越、佐渡汽船の4者で協議をして決めていくべきではないか」「基本的には早く建造してほしいが、県の品性のなさを感じる」「ちまたでは上越市の負担分は3.6億円だという話が流れているが、実際はどれくらいになるのか」などの声が相次ぎました。県に対する批判の声が出るのは当然です。
 佐渡汽船が現在進めている新船舶の検討結果は来月上旬には出るとのことで、その時点で開催される文教経済常任委員会には佐渡汽船㈱も出席して説明するということです。

 きょうは妻を駅まで送ったら、ひたすら印刷です。参院選後、初の市政レポートの印刷となりますが、今回は表裏の両面刷りで9000枚です。パソコンをやりながら、午前中にはめどをつけたいと思っています。それが終われば、「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出ようと思っています。

 写真は「こがね丸」から見た国道350号線(海上区間)です。2010年7月に撮影したものです。

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2013年07月26日 06:57に投稿されたエントリーのページです。

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