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ガス水の談合疑惑問題、100条調査委設置請願、またも不採択

 おはようございます。今朝はまずまずの天気です。きょうは私の事務所の建前ということもあって、朝からバタバタしています。

 さて、昨日は建設企業常任委員会でした。所管事務調査ではいくつも重要なことが調査対象となっていますが、まずは(仮称)厚生産業会館問題。基本構想時から建物の構造も建設費用も大きく変わり市民から注目されています。番外で質問に立った日本共産党議員団の平良木議員は、「これだけの大幅変更であれば、あらためて市民に問うべきではないか」「ワークショップで市民の思いを受け止めるのは有意義だが、行政としては費用の上限を示して、希望との調整をすべきではなかったか」とただしました。これに対して行政側は、「あらためて市民に問う考えはない」「ワークショップでは個々の施設希望の費用を算出したわけではなく、自由に思いを出してもらった」と答えました。議員団では、今後、一般質問でもとり上げていきます。

 次に「ガス水道本支管工事の入札状況について」の審議です。本年3月以降8月までのデータによれば、平均落札率は91.26%であり、昨年1年間の指名競争入札よりも3.24ポイント低くなっています。宮越ガス水道局長は「業者間の競争が高まった」と評価していました。全体としては、ガス水所管の入札制度改革は進んでいると私も見ていますが、気になったのはこの間、最低制限価格とまったく同額で落札したケースが14件もあり、入札を重ねるごとに増えているという事実です。この点について昨日、私が委員外発言で質問したところ、宮越局長は「県の最低制限価格設定の仕組みなどを知っていれば、最低制限価格ギリギリや同額のものがありうることだ。新潟市では1件の入札で同額を入れた業者が8人もいたことがある」と回答しました。しかし、ガス水所管のこれまでの6ヶ月間の入札では同額となったケースではすべて1業者のみです。しかも談合疑惑で告発業者から「談合を仕切っていた」と指摘された業者も入っています。今後、同額入札者が同じ入札でも複数でてくるのかなど注視していかなければなりません。写真は私が番外で質問しているところです。

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 もうひとつ、請願審査がありました。上越市ガス水道局所管本支管工事入札談合疑惑で、「くびき野地域問題研究会」(後藤紀一代表)という市民団体が100条委員会を設置して真相解明をという請願書を提出していましたが、昨日の建設企業常任委員会での審査では、「現在の段階では公取委の審査を優先すべき。1年経っても動きがないなら設置すべきだと思う」「談合はいけないことだ。でも、いまの時点では公取委の推移を見ていきたい」などの意見ばかりで、誰一人賛成する委員がいませんでした。こんなことでいいのでしょうか。ちなみに、この委員会には日本共産党議員団所属の委員はいません。写真は請願の趣旨説明をする後藤代表です。

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 きょうは文教経済常任委員会です。高田の朝市宣伝に参加したのち、市役所に向かいます。夜は活動レポートの作成です。

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2014年09月09日 07:32に投稿されたエントリーのページです。

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