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市は入札強行、これでいいのか

 おはようございます。今朝も曇り空です。でも日中はどうなるか。昨晩は事務所から自宅への帰り道、ホタルが飛んでいるのに出合いました。わずか1匹でしたが、うれしかったですね。 

 さて、マスコミ報道などによると、市は直江津南小学校北校舎棟老朽施設改造機械設備工事など2件の入札を続行し、本日19日午前9時以降に開札するようです。

 この件については新潟市の齋藤裕弁護士が17日、ガス水道局所管工事の談合にかかわった業者が告発業者と取引のある企業に圧力をかけ、「入札の見積書作成に支障をきたしている」、このまま入札が行われると、「公正で競争性のある入札を確保する上で重大な問題」だと入札を延期し、調査するよう求めていました。

 上越市の財務規則では、「契約担当課長は、不正が行われるおそれがあると認められるとき又は天災地変その他やむを得ない理由が生じたときは、入札を中止し、又は入札期日を延期することができる」(第164条1項)としています。今回、市が続行を判断した理由として挙げているのは、報道などを整理すると、①弁護士からの申し入れ書には、入札そのものに不正が行われるとは記載されていない。それを裏付ける資料も示されていない、②入札を中止、延期をすれば、既に応札している事業者の利益を損なうことも考えられる、の2点です。同時に報道関係者には、「対象としている工事は、夏休みを中心に工事ができるようこの時期に発注するもので、入札スケジュールは変えられない」とも述べています。

 市の対応で問題なのは、財務規則に書いてある「不正が行われるおそれがあると認められる」かどうかの判断です。市の判断はこの核心に触れていないのです。齋藤弁護士は、「ここでいう不正は、入札結果に不正な影響を及ぼす可能性のある行為を指す」「延期を申し入れた入札については、入札参加希望の会社が入札参加するのを著しく困難ならしめる行為が行われており、競争を阻害し、164条にいう不正があったことは明らかだ」と反論していますが当然でしょう。

 きょうは地区委員会事務所での勤務です。生活と健康を守る会の総会にも出てきます。

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2015年06月19日 07:29に投稿されたエントリーのページです。

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