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要援護世帯除雪費助成事業などで質問相次ぐ


 おはようございます。今朝は5時過ぎに起床し、雨の中、「しんぶん赤旗」日刊紙の配達をしてきました。昨夜はよく眠れず、頭がぼーっとしています。よわったもんです。

 昨日は市議会の厚生常任委員会でした。いくつか注目した質問、議論、報告について書いておきます。

 まず地域包括支援センターの職員及び運営に関する基準の一部改正案が議論されました。今回の改正措置は、平成30年4月から地域包括支援センターを11の圏域に再配置するため、同センターに係わる職員に関する基準を見直すものです。介護保険法などの引用条項などを改めるほか、「当該地域包括支援センターが担当する区域において必要があると認められる場合は、通常の職員配置に加えて、社会福祉士その他これに準ずる者を1人以上置かなければならないこととする」を新たに加える内容となっています。

 委員からは、「新たな条項を入れなくても従来の条例でも対応できるのではないか」「従来の拠点とかわるのか」などの質問が出ていました。市側は「新たな条項を入れないと前の条項は生きてこない」「圏域の拠点については最終的な調整の段階だ。1月15日の広報などでお知らせしていく」と答えていました。

 要援護世帯除雪費助成事業は今冬から従来の親族要件を廃止し、助成対象となる範囲を広げました。それに関連して、12月議会では1594万円の補正予算(増額)が計上されました。委員からは、「今回の見直しによって、親族要件廃止でどれくらい、除雪の範囲の見直しで、それぞれどれくらい増えるのか」「限度額の見直しを求める声が出ているが、何故か、積極的に調べてほしい」などの質問が出ました。

 市側は、「親族要件廃止によって200世帯が増える。内訳は多雪地域で約30世帯、その他地域で170世帯と見込んでいる。この関係で助成額は680万円増える。また、除雪範囲の見直しで、910万円増え、対象助成額は約1.2倍となり、全体でも1.2倍となる」「昨年度の助成額の実績は、多雪地域で限度額6万5600円のところ、56%、3万6000円ほどになっている。その他地域では37%、約1万5000だ」「(助成限度額の見直しについては民生委員などの情報を聴いて対応していきたい)と答えていました。

 今回の補正予算には頸北斎場の建物の点検及び診断、長期的な修繕計画作成費として37万8000円が追加されました。委員からは、「これは頸北斎場を継続使用するということを前提にして、長寿命化を図るための点検だ。市民の願いに応えたもので、ありがたい。今回長期的な修繕計画を作成するというが、長期のスパンはどれくらいと考えているのか」「50年というこの建物の平均寿命をのばしていきたいということか」などの質問が出ました。

 これに対して市側は、「鉄筋の場合は50年だが、頸北斎場については今後、適切な維持管理を行っていきながら、できるかぎり長く使っていきたいと考えている。斎場の利用のピーク時は平成47年から51年と試算している。そのピーク時を迎えられるようキチンと適正な維持管理していきたい」「(平均寿命をこえて使用していきたいという質問は)その通りだ。基本は50年。そこは今回、診断することで修繕の年次計画をキチンと立てていきたい」と答えました。

 きょうは市議会建設企業常任委員会です。これから市役所に向かいます。

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2017年12月05日 09:16に投稿されたエントリーのページです。

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