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デザイナーの川西康之氏などが講演


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 雨がしとしと降っています。おはようございます。今朝も5時過ぎに起床、事務所に来ました。デスクワークをするためです。事務所周辺はここ2、3日の間に緑がどんどん増えてきています。市道のそばにあるウワミズザクラが白い花を咲かせ始めました。

 昨日は午前の早い段階から出かける予定でしたが、母が体調不良を訴え、元気がなかったことから近間にいることにしました。お昼頃には、みかんを少し食べるようになったので、議会の会議、勉強会に向かいました。母はその後、家族のものが診療所へ連れていき、点滴してもらいました。どうも、軽い脱水症状を起こしたみたいです。

 午後からは議員勉強会がありました。昨日はえちごトキめき鉄道㈱の嶋津忠裕社長と㈱イチバンセンの川西康之氏がこれからのトキ鉄のあり方やリゾート列車・雪月花と地域づくりについて講演されました。嶋津社長の講演は2度目、著名なデザイナーでもある川西氏の講演は初めてでした。

 川西氏は「デザインは必ずしも色や形や模様をつくるわけではない。仕組みづくりや人づくりだ」と強調し、総事業費6億円をかけた雪月花への思い、工夫などを語りました。そのなかで、「オール新潟県でつくって、新潟県のショールームにする」「楽しみをぞんぶんに提供し、楽しみ切れなかった感をつくりだすことでリピートにつなげる」「車両の東西の出入り口はホテルの出入り口と同じようにした」「日本有数の照明の設計をし、演色性の高い素材をつかった。窓ガラスは鏡にならないよう、外の明るさの変化に応じて照明に少しずつ絞りを入れていくようにした」など興味深い話をしました。

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 同氏はリゾート列車だけでなく、駅などの公共空間についても言及、高知県の中村駅づくりを例にあげながら、「市民の声なき声を集めよう。見えないニーズをくみ取ろう」と訴えました。「アンケート調査は一方的になりやすい。その奥にある本当に必要なものは何か探ることが大事」「公共施設では商品に光を当てるのではなく、市民に光を当てなければならない」「人口が減っていくからこそ、上越市にしか出来ないことをさがそう」などの言葉が印象に残りました。

 きょうはこれから新潟市へ行きます。
 

 

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2018年04月25日 06:13に投稿されたエントリーのページです。

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