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上越新斎場建設事業めぐり議論

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 おはようございます。今朝は曇りです。でも暖かいですね。暖かいといえば、昨日は11月じゃないかと思うくらい暖かでした。上着を脱いで、長袖シャツ1枚で動きました。上の写真は昨日の午後3時くらいに撮った尾神岳です。晴天でした。

 昨日は厚生常任委員会の所管事務調査が行われました。議題は上越市地域福祉計画についてと新上越斎場建設事業についての2つ、活発な質問が展開され、12時半近くまでかかりました。

 地域福祉計画については、策定の趣旨や基本理念と施策の体系などについて報告があった後、委員から、自殺予防や生活保護、地域包括支援システムなどについて質問が出ました。日本共産党議員団の橋本委員は、計画策定の目的の中で、「自助、互助、共助、公助のそれぞれが機能する地域社会の維持・向上」が言われていることに関連させ、「行政がリードするべき」ことが薄れる懸念を表明しました。江口委員もまた、「(行政の)みなさんがしっかりリーダーシップをとっていただきたい」と訴えていました。大事なことですね。

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 もうひとつの新上越斎場建設事業については基本構想の前段階のものとして、整備方針(案)が示されました。新上越斎場の方向性としては、①上越斎場は改築することとする、②施設計画の前提条件として、頚北斎場は長寿命化を図ることとし、柿崎、大潟、吉川区住民は引き続き、頚北斎場を利用とすることを前提とする。火葬炉設定にあたっては、現在、主に上越斎場を利用している住民に加え、妙高市の経塚斎場を利用している中郷区、板倉区住民の将来的な利用を見込んだものとする。③「将来の火葬需要や市民ニーズに対応できる施設」「人にやさしく、安心して利用できる施設」「効果的な施設整備と効率的な斎場運営」などを建設事業の基本コンセプトとする、の3点を示しました。

 新斎場は火葬炉を6基程度、動物炉1基、待合室、多目的室、集骨室、告別室のほかキッズコーナー、授乳室などを設けるといいます。面積は約2000~3000㎡です。

 説明後の質疑では、関連民間業者の経営を圧迫しない配慮、合併特例債の活用、建設予定地と土砂災害の危険性、頸北斎場、経塚斎場利用者の将来などについて多くの質問が出ました。

 市側は「合併特例債は有用な財源として活用していきたい。事業費などは基本構想を固める中できちんとまとめて行く」「びょうぶ谷で確かに土砂崩れがあったが、都市整備部を含めたチームで現地確認するとともに、新井砂防の知見も借りて、イエローゾーンではないと判断した」「民間活力の活用については、可能かどうかを来年度調査させてもらい、プラスに働くとなれば、導入していきたい」などと答弁していました。

 注目したことのひとつは将来構想です。14市町村が合併して広い市域になっているなかで、1か所に集約することについては一昨年から関係住民の激しい反発の声が出ていました。そうしたことを受けて、「広域なので、もう1つ、2つあってもいいのではないか」(飯塚委員)などの声も出ていました。また番外発言として丸山議員も経塚斎場利用者が将来、新斎場を利用することを見込んでいることに疑問の声をあげていました。頚北斎場については、基本方針(案)で経塚斎場利用者と同じような扱いになるとは書いてなかったので、安心していましたが、やりとりの中で、市側の見解がいま一つ不明確だったこともあって、今後、議論していかなければならないと思っています。

 きょうは、これから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、午後からは三条市に向かいます。

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2018年12月22日 08:49に投稿されたエントリーのページです。

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