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新潟で演説会、大盛況

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 ひどい風だったんですね。わが家のプラムはだいなしです。おはようございます。今朝は6時過ぎに起床しました。外へ出て、無残なプラムの姿を見てがっかりしてしまいました。昨夜は気づきませんでした。こんなになっているなんて。

 昨日は午前に街宣に出ようと思ったのですが、雨風では何も聞こえないだろうと断念し、デスクワークをしました。と言っても、それは1時間ほどでした。10時半頃から新潟へ行く後援会の人たちが事務所に集まり始め、楽しいおしゃべりをしました。

 昨日は新潟県民会館にて日本共産党の演説会でした。吉川からは乗用車2台で向かいましたが、会場に着いたのが午後1時40分頃、駐車場がどこも満車で、とうとう市役所まで行きました。乗用車で行くときは、1時間くらい早く行かないとダメだということを学習しました。

 大荒れの天気でしたので、演説会がどうなるか心配したのですが、会場となった県民会館大ホールは1階、2階ともほぼ満席、私はロビーにてテレビで演説会の様子を見ながら聴きました。

 はじめに、県内のすべての野党の代表が挨拶しました。それぞれ、いっせい地方選を振り返ったり、参院選への意気込みを語ったり……。いいもんですね。聴いているだけで、楽しく元気になります。

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 市民連合@新潟の佐々木寛共同代表は、挨拶の中で、「各党から市民と野党の共闘はほぼ完成形に近づいた。事務所ではすべての野党のみなさんが和気あいあいと選挙に取り組んでいる。しかし、野党共闘だけでは勝てない。これにプラス、いままで選挙に行かなかった人たち、政治に絶望している人たち、生活は苦しいけど、意味がわからなくてうずくまっている人たち、そういう人に一人ひとり声をかけて、大きな地鳴りのような運動を起こしていく、これが私たちの課題だ」と語りました。「和気あいあい」、「大きな地鳴りのような運動」という言葉が印象に残りました。

 参院選新潟選挙区予定候補のうち越さくらさんは、「弁護士として19年間、DV被害者や虐待を受けた子どもたちの支援に取り組んできた。いまの政権は強い人ばかり見ていて、弱い人たちのところに目が向いていない。新潟の人たちは真面目で、頑張っておられる。この人たちの思いをしっかり受け止めて新潟の未来を明るいものにしていきたい」と決意を表明しました。

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 昨日は市田忠義参院議員が新潟にかけつけました。いつもと同じように、いまの政治の中心課題をやさしい言葉で解明する。静かな語り口で、聴衆をぐいぐい惹きつける。もちろん、そこには笑いも拍手も起こります。すごいなと思います。

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 市田さんの演説を聴くと、いつも、「こんな風に語ればいいのか」と思うことがあります。例えば、国民健康保険税。全国知事会などが求めているように、国費1兆円を投入して均等割、平等割をなくすことが課題のひとつです。均等割で負担能力のない子どもにまで負担させることに触れて、市田さんは、「普通、赤ちゃんが生まれたらお祝い金を渡すのが当たり前なのに、赤ちゃんが生まれたら、さあ、保険料出してくれという。1兆円を投入して均等割と平等割をなくすと、4人家族で、全国平均年37万円が年24万円に下げられるんです。力を合わせて、実行させようではありませんか」と訴えました。

 沖縄問題、平和の問題でもありました。「沖縄にも日本のどこにもオスプレイはいらない。痛みはどこかに移すもんではありません。除くものなんです。普天間基地はどうしてできたか。沖縄の米軍基地のほとんどは日本の旧陸軍、海軍の基地を接収してできた。普天間は違うんです。学校があり、民家があり、公民館があった。人が住んでいました。それを収容所に閉じ込めて、家を壊して、学校を壊して、公民館を壊して、市街地のど真ん中につくったのが普天間基地なんです。それを返してほしかったら別のものをよこせとは何事か。日本政府がアメリカに言うべきセリフはただ一つ、引っ越し先は自分で見つけて、引っ越し費用は自分でもって、荷物をまとめてさっさと出ていけ。沖縄と全国の連帯を発展させて、辺野古新基地建設を断念に追い込んで、基地のない平和な沖縄、平和な日本をつくるために力を合わせて頑張り抜こうではありませんか」。静かな語りから生まれるこの迫力、学びたいものです。

 ロビーには書籍も販売されていました。その中に、市田さんの著書、『和気愛藹』がありました。本の前半に「言葉、あれこれ」というタイトルの短文があり、市田さんは故寿岳章子さんの「感動する言葉」というエッセイを紹介しています。その冒頭は、「感動にもいろいろある。ゆるやかでしみじみしたもの、激しく人の心をわきたたせるようなもの、さまざまであろうが、とにかくしみじみと、時には心をおどらせて、ことばを味わうことができる人はしあわせである」でした。市田さんの語りの底流にあるものが少し見えたような気がしました。

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 演説会には初めて参加の人もいました。私と一緒に行ったHさんもそうです。市田さんの話がすっかり気に入ったようで、「ゆっくり話をされていて、ものすごく心にひびく内容だった。これで、赤旗で市田さんの記事を読むときはこれまでと変わる」とのべていました。

 地元事務所に到着したのは午後6時少し前です。「ともにさく、新潟」ニュースの第8号が配信されていました。

 きょうは、一般質問の4日目です。午前で本会議は終わり、午後から各種会議が続きます。

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2019年06月17日 07:29に投稿されたエントリーのページです。

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