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地域循環型経済について学ぶ

 おはようございます。今朝は5時半過ぎに事務所に来て、デスクワークをしています。写真の整理、自治体学校でのメモの確認などがその中心です。外は曇り空、セミの鳴き声はいっときしたものの、いまは静かです。

 昨日は静岡での自治体学校2日目でした。ビジネスホテルから東静岡へ移動し、駅近くのグランシップにて分科会に参加しました。私と上野市議は同じく「地域循環型経済と一人ひとりが輝く地域づくり」分科会、橋本市議は保育の分科会でした。

 私が参加した分科会では、まず岡田知弘理事長が一昨日に続いて講演し、その後、帯広市議の稲葉典昭さんが中小企業振興条例と地域経済について、気仙沼民商の千葉哲美さんが震災復興と地域経済、世田谷地区労の中村重美さんが公契約条例について、年金者組合静岡県本部の山村欽一郎さんが年金引き下げと地域経済について報告しました。

 岡田理事長は、地域活性化についてのそもそも論からはじめ、地方自治体の役割と地域づくりなどについて講演しました。

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 このなかで「地域の宝物を発見し、一人ひとりが大切にされる自治体施策」ということで、東京は墨田区による条例に基づく悉皆調査と政策立案や京都市中京区での「ぐるぐる循環ねっとわーく」の学習・調査・実践などを紹介し、「調査なくして運動なし、調査なくして政策なし」ということを浮き彫りにしました。また、自治体の中小企業振興基本条例や公契約条例を活用した地域づくりについても報告していただきました。京都の街中で靴磨きを始めた学生起業家の挑戦、帯広・十勝での酒造りの実践など興味深いものばかりでした。千葉県野田市からスタートした公契約条例は53の自治体に広がり、要綱対応を含めると70を超えたことも明らかにされました。

 講演の中では新潟県庁のデータが出てきたり、上越市の地域自治区、地域協議会の取組も紹介されました。

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 講演、報告が終わってからは質疑や各地からの報告が相次ぎました。

 私たち3人は2日目の日程が終了したところで上越市に向かいました。新幹線の中では、めずらしく読書に集中、自治体学校で購入した本の1冊を読了し、もう1冊の半分くらいまで読み進みました。読了したのは、地方自治についての中学生向けの本です。地域の将来のことを考えれば、子どもの頃からこうしたことに関心を持ってもらうようにするのは当然なのですが、こういう本が出ているのにはびっくりでした。

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 きょうは取材や会議などがあります。

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2019年07月29日 08:43に投稿されたエントリーのページです。

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