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トキ鉄新社長の話を聴く


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 おはようございます。今朝は6時50分に起床しました。寝たのは3時過ぎですので、寝足りません。上の写真は今朝の米山さんです。雲が似合いますね。

 昨日は夕方まで地元で動きました。メインは原稿書きです。

 夕方5時からは、えちごトキめき鉄道の役職員のみなさんと市議会交通政策特別委員会、総務常任委員会のメンバーの意見交換会でした。

 私はこの会の他にも会合があって、第1部だけの参加でした。第1部は新社長・鳥塚亮さんのお話でした。人柄もあるのでしょうが、鳥塚さんの話は具体的でわかりやすく、たいへん興味深くお聴きしました。

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 約30分間の話の中で、印象に残った話をいくつか書きとめておきます。

◎上越にはご縁を感じる。と言っても、意思がないとつながらない。自分で「こうしたい」「ああしたい」がないと未来はない。いすみ鉄道㈱の場合、地元の人たちが駅弁を作ったりするなど自分たちの意思で何とかしたいと動いている。

◎上越の人たちは鉄道に愛着を持っていると感じている。直江津小学校の5年生が鉄道について研究していて、その発表会があるから、いらしてくださいと誘われ、参加してみた。行ったら、まあ、すごかった。グラフがあり、アンケートにも取り組んでいた。小学5年生が、「ここは鉄道発祥の地だから」と勉強している。子どもたちがそうだということは大人もそう考えているんじゃないかと思っている。鉄道まつり、普通は鉄道会社が主催だ。ここは地元の人たちが主体で、会社も入っている。毎日の生活の中では車が現実だ。そういうなかで模索している。

◎何らかの形で鉄道にかかわっていただくことが重要だ。毎日、鉄道に乗っていただくのが一番だが、他にも使い方があるのではないか。「鉄道を残したい」というから、「どうして」と訊くと、「昔からある」「50年前、学生の頃、乗っていたから」という言葉が返ってくる。農家の人が時計代わりに、電車が走っているのを見て、「ああ、こんな時間か」と使っている人がいてもいい。地元の景色の中に鉄道を残したいという気持ちには郷土愛がある。鉄道に乗らなくてもいいから、何かやりませんかと呼びかけたい。

◎鉄道会社は本来の地域輸送が大事だ。いま乗っている人、数は少ないけれど、鉄道が絶対必要な人たちだ。だけど、人口が減っているから、別のこともやっていく必要がある。肉屋だって、時代に合わせて取扱商品を変えている。鉄道会社も総合商社のようなことをやらなければならない時が来ている。

 鳥塚さんの話を聴いてからは、夕食をとり、市民プラザへ。ここでは「核のごみ」の深層処分について、地学団体研究会の金井克明さんが講演されました。1時間15分ほどの講演の中では、原子力発電のこと、そこから出る放射性物質などの説明の後、「科学的特性マップ」などについて詳しく解説していただきました。いまは時間がないので書けませんが、「科学的特性マップ」が単純なもので、地質などよく調べていないことがよくわかりました。地質の専門家だけに、地震や火山のことなど基本的なことについても勉強になりました。

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 きょうは、これから会議です。その後、いつも通り、活動レポートと「しんぶん赤旗」日曜版のポスト下ろし、配達に出かけます。

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2019年11月07日 08:14に投稿されたエントリーのページです。

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