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戦争体験伝承で新たな提案


 おはようございます。今朝も晴れです。5時半前に起床し、何枚かの風景写真を撮りました。日の出前の尾神岳、小さな島のような雲、素敵でした。

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 昨日は総務常任委員会審査の3日目でした。自治・市民環境部関係の審査です。時間が無いと思ったので、質問はいくつかに絞って行いました。

 そのうちの1つは、戦争体験伝承事業です。昨日の総務常任委員会で私は戦争体験伝承事業を発展させる提案をしました。ひと言でいうと、「動画をもっと活用しましょう」という提案です。

 私は昨年、市が取り組んだ「戦後75年 戦争の記憶を語り継ぐ」の動画を見て、動画による戦争体験の記録の大切さを知ったとのべました。そのうえで、「10数年前、吉川区で一人のおばあちゃんが、『出産したその日に夫への召集令状が来た』ときの切ない体験を語ったことを思い出し、『なんで動画で記録しなかったか』と反省している。戦時下の切ない体験を語れる人が少なくなっているいま、急いで体験を発掘し、動画で記録してほしい」と訴えました。

 野上自治・市民環境部長は、「動画で載せるということで、高い効果を得られると認識している。できるところから動画による(体験談の)採集に取り組んでいきたい」と答えました。

 もう1つ書いておきましょう。中山間地域振興事業をの一環として行われた「ふるさと支え合い等推進事業」についてです。

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 「ふるさと支え合い等推進事業」は「中山間地域のすこやかな暮らしを守るため、集落等における地域の課題及び集落出身者等と連携した維持・活性化方策についての住民自らの話合い並びにその実現に向けた活動」をするものです。昨年度は安塚区細野町内会と吉川区下川谷町内会が「農村回帰」や「移住促進」をねらって情報発信をしてきました。

 私は、この事業が中山間地域振興をしていくうえで重要な役割を果たしているとして、吉川区での「やまざとに暮らして」ブックレット作成にふれながら、「中山間地での暮らしの楽しさをクローズアップし、山里での暮らし案内の手引となっている。こうした取組は中山間地で大いに広げていく必要がある」と訴えました。

 野上自治・市民環境部長は、「私もブックレットを読み、たいへん楽しく暮らしておられると思った。安塚や吉川区の事例をキチンと精査したうえで、どのように発展させていけるか検討していきたい」と答えました。また、田中自治・地域振興課長も「移住定住だけでなく、そこに住む人たち自身の愛着、誇りにもつながると認識している。地域で生き生き活動されている事例紹介は大事な視点だと思うので引き続き推進していきたい」とのべました。

 昨日の委員会では新たな過疎法に基づく、過疎地域持続的発展計画(案)についても所管事務調査が行われました。時間が無いので、詳しくは書けませんが、私からは、従来の過疎法との違い、指定要件の変更と当市への影響、集落実態調査の必要性、民間医療機関についての対応などを訊きました。

 昨日も夕方の景色がきれいでした。頸城区では夕日を見ることが出来ました。

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 きょうは追加議案の提案と質疑、審査が行われます。8時前に出かけます。

 

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2021年09月16日 06:49に投稿されたエントリーのページです。

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