新エッセイ集の編集に着手

季節の風景

おはようございます。今朝は7時過ぎまで布団の中に入っていました。深夜のテレビでユーミンの歌のついての特集番組があって、観てしまいました。それで遅くなったのです。外は穏やかです。これで2日続けて降雪は無し、有難いですね。

昨日は党地区委員会事務所の日直の仕事が午後1時過ぎまでありました。直江津へ行く途中、いっとき、頚城三山が美しく見えました。事務所では、「しんぶん赤旗」に関係する事務連絡の電話が一本あっただけで、あとは、私の好きなように使える時間となりました。自宅からは予めパソコンを用意していて、新しいエッセイ集の編集作業を始めることにしていました。

今回のエッセイ集は2015年の5月以降の「春よ来い」をもとに編集します。一昨年、母のことをまとめた『笑顔ふたたび』に入れたものを除きますので、2016年の秋ころまでに書いたものが中心です。昨日は私のふるさとである吉川区の蛍場のことから始まって、大島区の従兄の嫁さん同士の楽しい会話のこと、アマガエルをめぐる衝撃的な事件、昨年亡くなった柏崎の義母とショートシテイをめぐるエピソードなど10数編を手直ししました。8年も前のことですが、読むと当時のことを思い出します。

編集作業をやっているさ中に、柿崎区に住む女性の方から携帯電話がありました。この方は私の「春よ来い」をいつも楽しみにしていてくださる方のひとりですが、12月中旬に書いた「何をしていても」を枕元に置いて、数十回読んだということです。読んでご自身の肉親のことを思い出し、「この通りだ。うちもそうだった」と思いながら読むたびに涙を流しているとのことでした。これまでフェイスブックなどに寄せられた感想を見ても、こういう読み方をされている人が多いですね。私のつたない文章がこういう風に役立つなら最高にうれしいです。

午後3時頃には自宅に戻り、妻を誘って、松之山温泉に行ってきました。同温泉の公衆浴場、「鷹の湯」に入りたかったのです。幸い、雪は降っていないし、道路も混んでいませんでした。元旦ということもあって、人出もそう多くはなく、近くの駐車場に楽々とめることができました。風呂では外の雪景色を見ながら、熱めのお湯につかりました。静かにしていたのですが、隣にいた男性が、「私は絵を描くんですが、外の山の景色が面白いね。大きい動物と小さな動物が見合っている」などと声をかけてきました。まったく知らない男性ですが、風呂に入っていても、こういうことを考えるのかと興味深く話を聴きました。お風呂の着替え場では、「どこどこの母ちゃんが離婚したそうだ」「そんなら、おれもらいに行ってこようかな」「やめといた方がいいよ。あの人は個性が強い人だから」などといった世間話も聞こえてきました。公衆浴場ならではの会話だと受け止めました。

松之山から帰って、先日いただいた豆餅をストーブの上であぶって食べました。餅は炭で焼くか、ストーブの上で焼くのが一番です。甘味があって、とても美味しい餅でした。トップの画像がその豆餅です。餅を食べてからは、「しんぶん赤旗」元日号の志位委員長に対するインタビュー記事を読みました。新聞で5ページ近くにもなる記事ですが、戦争か平和かを考える大事な記事だと受け止めました。気持ちが引き締まったところで、雪割草のイラストを描きました。

きょうは、新エッセイ集の編集作業を行った後、出かけます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました