マイナンバーカードの自主返納は18件

季節の風景

おはようございます。昨夜は大きな雨が降りましたね。山間部で地割れが起きているところで地滑りなどが起きなければいいのですが、心配です。今はやんでいます。

昨日は朝7時45分に家を出て、活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいました。猛烈に忙しかったです。市役所の議会フロアーに着いたのは9時55分でした。汗をふきふき、委員会室に入りました。

昨日から市議会は総務常任委員会審査です。財務部と総務部関連議案の審査が行われました。私がとりあげたいくつかの問題について簡潔に報告します。

(第三セクターによる不正受給)

昨年、リフレ上越山里振興(株)が雇用関係助成金を不正受給しましたが、「なぜこういうことが起きたのか」との私の質問に担当課長は、「(不正を見逃さない)会社としての仕組み作りが不十分だったこと、それにコンプライアンス・法令順守が徹底されていなかった」と答えました。私は、「全国都道府県労働局が6月に発表したコロナ禍のもとでの不正受給は516社(519件)、不正受給額163億円にもなっている。背景にはコロナ禍での厳しい経営状況があるのではないか。コロナ禍での行政支援がどうであったかの視点からの原因究明も必要だ」と訴えました。担当課長は、「当市においては他市からも評価される十分な支援を行ったと思っている」と答えていました。

(公務災害)

市役所職員の公務災害の実態と今後の対策について初めて質問しました。担当課長によると、昨年度の公務災害は40件で、保育士が12人、事務職が15人などとなっていて、転倒などが原因と言います。私からは、毎月開催される安全衛生委員会で、実態を正しくつかみ、対策を講じるよう訴えました。

(上越市ウエブアクセイシビリティ方針)

高齢者や障がいのある人を含め、誰もがホームページで提供する情報を支障なくできているかどうか。そのチェックについて質問しました。これについては昨年度末(本年3月)に、「意味のある順序の達成基準」など40数項目があるはずだが、「その結果はどうであったのか」訊きました。担当課長は「(全体としては)適合だと判断した。不適合は3項目だった」と回答しました。私は「全体のなかで3項目とは言うが、非常に重要な内容だ」とのべ、さらに力を入れるよう求めました。

(マイナンバーカードの自主返納など)

コンビニ交付サービスでのトラブルが二度も発生しました。市では「予期せぬトラブルが発生した際は、速やかに適切な対応をとっていく」としています。私からは「二度、三度あってはならない問題だ。技術的に未成熟なところもあるのではないか。慎重を期すべきだ」と訴えました。また、マイナンバーカードについては、個人情報漏れの危険性などの指摘が相次ぎ、全国的に自主返納が相次いでいます。報道によると、全国的には制度がスタートしてからこれまでに47万件、今年は6月だけでも2万件の自主返納があるとのことです。私は、「当市でもあると思うが、その件数はどうなっているか」と訊きました。担当課長は「昨年度は9件、今年度は(今の段階で)9件だ」と答えました。

(文章生成AIの活用)

上越市は7月31日から文章生成AI(ChatGPT)のチャットボット機能の試行を開始しています。利用にあたっては規制ルール作りが欠かせません。市では「使用上の注意点をまとめたガイドライン」を策定していますが、職員には明らかにしていながら一般市民に公開していません。私からは、「試行の段階から公開すべきだ」と訴えました。総務部長は「検討する」と答えました。

帰宅後、本日の委員会審査の準備をする予定でしたが、夕食後、少し横になったら、目が開きませんでした。

きょうも総務常任委員会審査です。

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