予算議会はじまる

季節の風景

おはようございます。今朝は6時過ぎに妻に起こされました。遅くとも6時から印刷作業をすることになっていたからです。大急ぎで事務所に向かい、現在印刷中です。外は晴れ、キツツキの音も小鳥たちの鳴き声も聞こえてきます。事務所脇の雪はあと3日くらい持つでしょうか。

昨日から予算議会がはじまりました。3月22日までの24日間の会期です。

 昨日は市長による提案理由の説明が終わった後、総括質疑が行われ、杉田議員など4人の議員が登壇しました。

 このうち、日本共産党議員団の平良木議員(トップのイラスト)は、行政組織の見直し、ふるさと応援事業、自治推進事業、防災資機材整備補助事業 、学びの 多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置 について市長や教育長に提案理由などをただしました。

 注目したことのひとつは、自治推進事業についてのやりとりです。

 平良木議員は、「地域自治の推進に向けて、『地域の活動を活性化する予算』のほか、地域協議会や地域の活動団体などの検討項目について、今後の在り方を 検討するとともに制度設計を行うとあるが、検討項目としてはどのようなものがあるのか。また、今後の在り方としてどのようなことを想定しているか」「総合事務所の配置まで入っているとすれば、大きな変更となるのではないか」と問いました。

 これにたいして中川市長は、「区域の設定、地域協議会の役割、総合事務所・まちづくりセンターの地域との関わり方、地域自治の活動を活性化する予算の仕組みや、地域の活動団体の公益的な活動の促進などを検討項目として取り組んでいる」「私としては、13区の総合事務所合併はまったく考えていない。地域協議会が更に主体性をもってやっていけたらと思っている」などと答えました。これは評価すべき重要な発言です。今後の動きを注視していきたいと思います。

 もうひとつ、教育長の「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」についての答弁にも注目しました。

 平良木議員が、「学びの多様化学校はどのような概要の学校として考えているか」「現在の学校と独立した学校になるのか、それとも現在の学校に併設したものとなるのか」と問うと、早川教育長は、「学びの多様化学校は、学校教育法に基づき、不登校児童生徒の実態に配慮した特別な教育課程を編成できる学校だ。少人数で子どもにとって通いやすい環境を整えることができる」とのべた一方で、「まずは現在の取組の成果と課題を検証し、その先で学びの多様化学校を検討する。時間を要することだ」と慎重な姿勢を示しました。

総括質疑はきょうも行われます。これから活動レポートのポスト下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしながら市役所に向かいます。

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