最賃引き上げ請願、賛成3、反対4で不採択

季節の風景

おはようございます。今朝は穏やかです。近くの小苗代池に行ったら、日の当たる場所でハクチョウたちがカモなどと共にゆったりとしていました。ここにはハクチョウが少なくとも7羽いました。

昨日は午前10時過ぎから夕方まで市役所でした。午前に一般質問の通告の最終的な準備をし、通告書を出しました。今議会の一般質問通告者は26人となりました。私は26番目の最後なので、最終日の19日午後に登壇します。今回は広島平和記念式典への中学生派遣のことからはじまって農業基本法の改定、若者定着支援事業、原子力災害対策の4本柱です。ちょっと盛りだくさんなので、重点を決めて再質問していくものとそうでないものを区別して臨みたいと思います。

午後からは文教経済常任委員会の請願審査を傍聴しました。請願は、上越地区労連が提出した、新潟県の最低賃金の抜本的な底上げを求める意見書の採択を求めるものです。トップのイラストは請願の趣旨説明を刷る地区労連の布施辰夫さんです。

請願者からの趣旨説明の後、若干の質疑があり、その後、各委員の意見表明が行われました。反対の委員からは「各都道府県の状況を反映させやすい制度となっているし、地域の労使が参加する制度となっているので請願には同意できない」「方向性は支持できるが、(中小事業者などの)様々な条件が整っての賃上げでなければならない。最賃をまず上げろという立場ではだめだ」などの声が出ました。賛成の委員からは、「いつまでも、地方は大都市の7割、8割でいいと認めていいのか。大都市と地方に格差があること自体が問題だ」「反対する理由は何もない。すでに国自体が最賃1500円という方向性を示している。中小業者の願い(引き上げにあたっては中小事業者に対する支援を抜本的に強化すること)を届けて、請願者の気持ちを(政府に)届けることが大事だ」などの声が出ました。採決の結果、賛成3、反対4の小差で不採択となってしまいました。

請願者によると県内の市町村議会での審査状況ですが、請願を採択したのは6議会、請願と同趣旨の陳情を採択したのが2議会とのことです。22日の本会議においては、ぜひ採択させたいものです。

請願審査後は議員控室でデスクワークをしました。主に一般質問の内容の検討です。まだまだ調査しなければならないことがいくつもあります。先日、県議会で行われた馬場秀幸議員の初の一般質問も録画中継で見ました。再質問あたりから、馬場さんらしさが出ていました。とても初めてとは思えない質問の展開でした。

夕方4時頃からは一般質問の聞き取りがはじまりました。教育委員会、産業部関係の2つの柱については終了しました。あとは、きょうの午前中です。

さて、時間です。これから市役所に向かいます。

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