知美さんに会いました

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おはようございます。今朝は7時近くまで寝ていました。それから事務所に来て、写真整理とイラスト描きで手間取りました。いま、ようやくブログを書けるところまできました。外は曇り、昨夜からの雨は上がっています。トップ画像は昨日の尾神岳です。

昨日は午前にまず、活動レポートを新聞屋さんに届けました。事務員さんに久しぶりにお会いしたら、「お母さん亡くなってさみしくなりましたね。『春よ来い』でずっとお母さんのことを読んできたので、気になっていました」と言っていただきました。昨日は母のことで声をかけてくださる方が続きましたね。

新聞屋さんの用が済んでからは奥田押し花教室作品展へ行きました。吉川のコミュニティプラザで開催された今回の作品展は10回目、区切りを迎えたこともあって力が入っていましたね。20数人の方が6点ずつ作品を出し、そのなかに「私のお気に入り作品」も入れるとなっていました。出展者の初期の作品もあれば、ごく最近のものもありました。いずれも見事なものばかりでした。私の大好きな四季の尾神岳や野の花を作品にしてくださった方もありました。昨日はお客さんが多く、これまでで最高の人出となったのではないでしょうか。作品を観に行かれた人の中に、柿崎区のMさんがおられました。「お母さんには一度だけ会ったことがあります。かくしゃくとされていましたね」と声をかけてくださいました。

押し花展を観てからは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしました。その途中、先日、コウノトリの写真を撮ったという人のところに寄りました。写真は鮮明でしたが、右足の足環の色がよく見えず、残念ながら個体を特定できませんでした。今年、吉川区には多いときで7羽来ていますので、それぞれ生年月日を知りたいと思っていたんですが、なかなか難しいですね。

食堂で昼食後、いったん事務所に戻りましたが、その道で米山さんや尾神岳が実に美しく何枚も写真を撮りました。トップ画像はそのうちの1枚です。下は米山さんです。

午後からは直江津に向かいました。無印良品直江津店で開催中の「ぼくらのアール・ブリュット」展を観るためです。今回もさをり織の坂井さんなどからぜひ来てくださいと案内をいただいていましたが、いろいろ勉強になるので、毎回楽しみにしています。今回の最大の収穫はボールペンについて面白い情報を得たことです。独特の絵を描く佐藤葉月さんと話した際、「ブルーブラックのボールペンを使い始めてから、イラストをどんどん描けるようになった」と話したところ、彼女も「ブルーブラックを使って描いた作品をほめてもらい、それが大きな力になった」と教えてくれたのです。これにはびっくりでした。

今回のアールブリュット展では、上越の酒屋さんや、コメ作り組織と連携した取り組みが行われています。これは、㈱杜氏の郷のスタッフから教えてもらいました。こういう取組はいいですね。私もいつか酒屋さんとか米農家などとコラボしてみたいです。

夕方からは高田の南三世代交流プラザへ行きました。ドキュメンタリー映画「夢は牛のお医者さん」の主人公の女性獣医師、丸山(旧姓高橋)知美さんの講演があるというので、参加させてもらいました。フェイスブックで数十年前に妻が作成した牛の絵本のことを書き、それを再びアップしたら、南三世代交流プラザ運営協議会事務局長の本城さんが読み、このイベントを教えてくださったのです。

映画は5回ほど観て毎回涙を流してきました。旧莇平小学校の旧校舎やグランドは2度見に行ってきました。そして、いつかは知美さんと会って話をしたいと思ってきました。それが昨夜実現したのです。

講演ではTeNYの関連動画を30分ほど観た後、知美さんが獣医師を目指した動機やこれまでの経過などについて思いをたっぷり語ってくれました。

会場からの質問タイムでは、「どうして獣医師を目指したのか」ということがまず出ました。知美さんは、「両親の姿を見て、苦しくても頑張って生きなければならないと思った。家では仔牛が死んで、土に埋めた(今では許されないが)。助けたいと思った」と答えていました。また、「獣医をやっていてよかったこと、切ないことは何か」との質問も出ました。これには、「治療で農家に行き、手術などがうまくいき、〝あんたに来てもらってよかった〟と言ってもらえるのが一番うれしい。きょうも難産だったが、親子とも助かった。きょうは、だからとてもうれしい」と応じていました。そして、「農家の方の経営が上向きになってくれることもうれしい。でも、いまはたいへんだ。経営主が病気になったりして経営がガタガタになることもある。そういうときは切ない」とのべていました。こういう気持ちで仕事をしていることを知って、ますます知美さんが好きになりました。

会場では、講演前も講演後も知美さんと家畜商だった岡本さんのこと、人工授精師の田村さんのこと、大洞原の酪農家のことなど、ゆっくり話ができました。知美さんは獣医になって20年になるそうです。思っていた通り、最高に素敵な女性でした。私にとって昨日は、長年の願いが叶って最高の一日でした。

活動レポート2086号、「春よ来い」シリーズ第733回、「花の絨毯」をホームページにアップしました。ご笑覧ください。

きょうはこれから「青春コンサート」です。何人もの友人が参加します。

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