下水道、ガス料金など来年4月から引き上げへ

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ブラボー。眠りから覚めたらサッカー日本代表が強豪スペインに逆転勝ちしていました。ドイツ戦に続く歴史的勝利です。昨夜から雨が降っています。それも冷たい雨です。屋根には白いものも見えます。初アラレのようです。

昨日から市議会は常任委員会審査が始まりました。昨日は農政建設常任委員会でした。この委員会には日本共産党議員団所属の委員はいません。

市は今議会に、「下水道事業の今後の収支見通しを踏まえ、持続可能な事業経営に収入を確保するため」との理由で、下水道使用料、排水処理施設使用料、浄化槽使用料を来年4月から引き上げる議案を提出しています。これに対して委員からは、「物価高のこの時期になぜ値上げするのか」「いま上げれば、行政が物価高で苦しむ人たちに追い打ちをかけることになる。スルーした方がいい」などの声が相次ぎました。行政側は、「3年に一度の見直しが物価高と重なった。ここで上げておかないと、後の負担が重くなる。弱者に対しては支援の手を打っていく」などとのべ、譲りませんでした。全体として、「この時期に値上げは避けるべきだ」との声が強かったのですが、採決では反対者はゼロでした。今回の引き上げは弱者のみならず、下水道などを使用しているすべての人たちに負担がかかるものです。こういうときこそ、財政調整基金を思い切って取り崩し、使用者全体に支援をすべきではないでしょうか。下のイラストは都市整備部関連議案審査の様子です。

昨日は、このほか、ガス水道局関係議案の液化石油ガス料金、都市ガス料金の引き上げについても審議されました。液化石油ガス料金は平均改定率が21.02%、都市ガス料金は平均改定率が42.15%(実質平均改定率は△1.11%)です。これも反対者はいませんでした。

議案審査が終了してから、TPP参加阻止新潟県民共闘会議が提出していた「家族農業を守り、食料自給率の向上を目指す食料・農業政策への転換を求める意見書の提出について」の陳情審査が行われました。この陳情では、「水田活用直接支払い交付金の見直し」を中止すること、農業者戸別所得補償制度を復活すること、高騰する燃油、家畜飼料、肥料原料、農業関連資材に対する支援策の拡充、学校給食の無償化などを具体的に盛り込んでいました。

委員からは、賛成できるものもあるとしつつも、「農業者戸別所得補償制度は以前の政権がやっていたものだ。財源に土地改良費を充て、土地改良にゆがみが生じた」「学校給食の無償化には16億円かかる。これを負担するのは無理だ」「陳情の底流に流れているものは今の国の農業政策の転換だ。今の政策には修正してもらいたいところもあるが、(基本的には)これまで農業を守ってきた」などという声ばかりで、賛成者はゼロでした。日本共産党議員団はこの陳情には賛成です。陳情には、今の農業者、農業団体の要望がしっかり反映されていて、意見書をぜひ出してほしいと思っていました。今回の審査結果には、陳情者だけでなく、市内の関係者もびっくりすることと思います。

委員会終了後、災害対策特別委員会の打ち合わせ、「しんぶん赤旗」日曜版の配達などをしました。最初は防寒着を着ないで動いていましたが、夕方から急に寒くなりました。

きょうは文教経済常任委員会です。

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