福祉部関係の決算審査

その他

おはようございます。今朝は6時半に起床し、活動レポートの作成をしています。9月議会が始まっていますので、書きたいことはたくさんあるのですが、紙面の都合で絞り込みました。外は曇り空です。

昨日は厚生常任委員会の1日目でした。福祉部関連の決算審査では、成年後見制度、民生委員・児童委員活動費、市民いこいの家の温浴施設の在り方、要援護世帯除雪費助成事業の見直し、相談支援事業、移動支援事業、高齢者外出支援事業などで活発な質問が展開されました。

このうち、民生委員・児童委員については、市内の9地区で欠員が出ていて、市は県に対して、対象世帯が300を超える地区の分割、委員の増員を要望していることが明らかになりました。県はこの要望に応じようとはしていません。県の行財政改革を理由にしているのは問題ですね。

要援護世帯除雪費助成事業について、これまで市は、「多雪地域」と「その他」の区分の見直し、最高限度額の見直しを表明してきていましたが、少雪を理由に先送りしていました。今回、日本共産党議員団の平良木委員がこの問題を取り上げ、今年度の雪に間に合うよう急ぐべきだと訴えました。市は、「いま、令和2年、令和3年の大雪時の利用実績を分析している。できるだけ降雪期に間に合うようにしていきたい」と答えていました。

高齢者外出支援事業は、「閉じこもりによる体力低下及び認知症の予防」が目的ですが、平良木委員は、「実際には通院に使っている人が多い。通院費の助成も検討すべきではないか」と質問しました。これに対して市側は、「実態を把握するなかで、改善すべきことがあれば改善していきたい」と答えました。津島市では、この9月議会で、「お出かけタクシー制度」を補正予算に盛り込み、75歳以上の人、障がい者、妊婦などを対象に半額助成を実施していく予定とのことです。もっと対象を広げ、高齢者の移動支援をしていくことが求められていますね。

午後からは請願審査も行われました。請願は名立区の池田千尋さんから提出された生活保護世帯への支援を求める内容です。池田さんは、「(平成30年6月27日の厚生労働省の通知によって)平成30年4月1日以前から保護対象となっている世帯には、冷暖房機器取得に関する費用が支給されないが、冷暖房が使用できるかどうかは命に係わる問題だ。ついては、市独自の支給をしてほしい」と請願しました。

委員会では、池田さんによる趣旨説明の後、各委員がそれぞれの考えをのべました。請願の採択に賛成の委員からは、「エアコンは気候変動の中で生活必需品。同じ生保世帯で差をつけるのは問題だ。国が制度を直すべきだが、まずは、必要だという人に対して、市が費用を出して改善を」「厚生労働省が通知を出す段階で、その年以降に生保世帯となったところにだけ出すとしたことが問題だ。また、最初の年に申請をしなければ対象にしないというのもおかしい。市も通知の改定を求めている。国の通知を直させるためにも、まずは市で取り組むべきだ」などの表明がありました。一方、採択に反対した委員は、「当市では個別に対応されている。使ってほしい人がなかなか使えないなどの課題もある。しっかり調べて、課題を見極めて進むことが必要だ」などとのべました。

採決の結果、採択に賛成したのは鈴木委員、牧田委員、平良木委員の3人。残りの4人は反対でした。

午後3時からは母が入院している病院へ行き、担当の医師と今後の治療について話し合いました。医師からは、脳梗塞がさらに広がり、目覚める可能性は極めて低いとの説明がありました。協議の結果、近く、母を退院させて、自宅で訪問看護を受けて治療する方向で検討することにしました。

その後、母と面会し、呼びかけました。かすかに目が開いた感じがしましたが、すぐに寝てしまいました。

きょうは、これから朝市宣伝です。その後、市役所に向かいます。

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