市議会市長に辞職申入れ

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おはようございます。昨夜からの雨、多くは降らず、ずっと降り続けました。そのため、アスファルトにも水溜りができています。田んぼや畑にはいいお湿りだったと思います。この雨で、ずいぶん涼しくなった感じがします。

昨日は市内の大潟で37.8度となり、全国一の暑さを記録しました。これは夕方のテレビで知りました。日中、自動車を止めてスイッチを切り、再びエンジンをかける際、猛烈な暑さを感じましたが、暑いわけです。

昨日は午後1時半から注目の市議会各派代表者会議がありました。私は代表者ではありませんが、この会議を傍聴し、できれば会議の様子をイラストにしたいと思って参加しました。代表者でもないのにこの会議に出たのは、議員団長の代理として参加した時以外は初めてです。会議が始まる前、新聞記者や職員さんから、「顔が黒くなりましたね」と言われました。多くのみなさんはコウノトリの観察で日焼けしたと思っておられるようですが、そうではありません。参院選の活動で帽子をかぶらずに動いたせいでしょうね。それにしてもマスコミ関係者が多かったですね。

この日の代表者会議の中心議題は、「まずい米」発言で全国に知れ渡った市長への申入れ文書の確認です。事前に配布された案文は、市長発言への世論の厳しい非難の声に押され、一部修正されていました。最後の文章が、「職を辞することを申し入れる」となり、ぐんと重くなったのです。この修正文について各派代表者会議のすべてのメンバーが賛成しました。全会一致です。これで決まりました。

この会議は思っていたよりも短時間で終わりそうでしたので、イラストは大急ぎで描きました。もう5分あれば、議会事務局なども描けたのですが、時間がありませんでした。出来上がりはいまいちでしたが、すぐそばにいた記者さんから「法廷画みたいですね」と言ってもらえました。そのイラストはトップに使いましたので、ご笑覧ください。

各派代表者会議の決定に基づき、午後3時半から渡邉議長と近藤副議長が市長に申入れをしました。市長応接室で、議長はまず、「議会の総意です」と述べた後、申入れ分を読み上げました。そこでは、たびたび失言をしている市長について、「市議会から厳重な抗議や辞職勧告決議を受けたにもかかわらず、再び同様の失言をし、市議会としては看過できない深刻な事態」をまねいた、「この度の失言では、他自治体の住民の気持ちを傷つけ、自治体間の関係等においても由々しき事態を生じさせており、更に、市のイメージを大きく損ねた」として、「その責任は極めて重い」とのべ辞職を求めました。下のイラストはその時の様子です。

これに対して市長は、「私の不適切発言により、市民、市議会のみなさんなどにご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます。市政、上越市全体にたいして非常に信頼を損なったことは間違いなく、信頼回復に努めていきたい」「7月中に三田市を直接訪れ、三田市、および関係者のみなさんにお詫びし、信頼回復のために誠心誠意取り組んでいきたい」とのべました。しかし、辞職を求められたにもかかわらず、辞職については一切触れませんでした。「まずは三田市に行きお詫びし、その後、辞職する」とどうして言えなかったのでしょうか。またずるずると決断を先延ばしするのでしょうか。それから、三田市には公費を使って謝罪に行くのでしょか。自費で行くべきです。

きょうは、これから農政建設常任委員会の管内視察に行きます。

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