大島区で松代病院無床診療所化の説明会

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おはようございます。今朝は予定よりも1時間遅く起きて、いま、大慌てです。活動レポートの印刷をしています。外は晴れ、とても寒く感じます。

昨日は午前に地元で活動し、午後からは山本のぶこ市議選候補の宣伝カーの先導役をし、浦川原区、大島区をまわりました。事前に通知していなかったにもかかわらず、あちこちで暖かく迎えていただきました。とくに大島区では大歓迎してもらいました。感謝です。

県病院局は昨日の夕方から、県立松代病院の無床診療所化に関する説明会を大島区公民館で行いました。

 はじめに病院局が、松代病院の現状と課題について改めて説明しました。その中で、同病院は小規模組織としての限界があること、医師3名の確保が来春以降困難で、その他のスタッフの確保にも苦慮していることなどを理由に、来年4月から入院機能を十日町病院に移行させ、無床診療所に転換する方針であることを再度、示しました。そしてこの方針は7日、南魚沼市で行われた魚沼圏域地域医療構想調整会議の場で「合意された」と明らかにしました。

 これをうけて、12月定例県議会では、松代病院の診療所化に関する条例を提案する予定だとのべました。条例が議会で可決された場合は、来年2月頃から徐々に入院抑制を行い、3月末には入院患者がいないようにするとのことです。外来、訪問診療・訪問介護は継続するとしています。ただ、病院局は、現場の医師や看護師などの体制についてはいまだに合意に達してなく、合意したら、チラシを作成して明らかにするとしました。

 こうした説明を受け、参加者からは、「ここは豪雪地帯で災害と隣り合わせだ。人口減少などを理由に医療を効率でやるのではなく、皆さんが安心できるようにするべきだ。市民から納得してもらえるまで(方針具体化を)のばしてほしい」などの要望が出ました。私からは、「依然として現場スタッフの体制が明らかにされないが、現場で合意できないのはどういう点か明らかにしてほしい」「3名の医師のうち1人の先生は県の方針には反対だ。強行するなら辞職すると松代会場で発言された。この先生とは合意できたのか」などと質問しました。これに対して病院局は、「主に十日町病院との役割分担で合意できていない」「(方針に反対された)医師とはその後、話をしていない」と答えました。

 松代病院の無床診療所化方針については松代、松之山地域で約7割の住民が反対署名をしています。それに加えて医療現場スタッフとも合意ができていないのです。私は、「こういう状態のなかで県議会に関係条例を提案するのはおかしい。ちゃんと合意を得て進めるのがあるべき政治の姿だ」と訴えました。トップのイラストは答弁する県病院局メンバーです。

きょうは一日中、活動レポートのポスト下ろしと「しんぶん赤旗」日曜版の配達です。夜は市民プラザ第一会議室で19時15分から、山本のぶこ市議選候補と共に市政報告会を行います。

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