松代病院を守る大集会

季節の風景

おはようございます。今朝は6時に起床し、「しんぶん赤旗」の配達をしてきました。外は晴れ、空に浮かぶ雲も美しく、気持良い朝となりました。

昨日は午前にコウノトリの観察をし、その後、松代に向かいました。松代に着いたらまず、棚田ハウスにて開催中の写真「三人展」を見てきました。上越市浦川原区の金子武さん、十日町市松之山の佐藤明彦さん、柏崎市の佐藤俊彦さんの合同写真展です。棚田などの田園風景、花火大会などのイベント写真をじっくり見せていただきました。いずれもほれぼれするような写真ばかりでした。私は観察写真が中心ですが、学ぶところがたさくさんありました。

食事後、総合センターへ。昨日は県立松代病院を守る大集会でした。参加者はどんどん増え、会場の松代総合センターの大会議室は参加者が廊下まであふれ、190人ほどになりました。

主催者を代表して村山邦一副会長が、「親切な病院があってよかった。(入院機能を無くすという)こんな大問題に黙っているわけにいかない」と挨拶。続いて松代病院の医師、小堺浩一さん(トップのイラスト)が1時間以上講演してくださいました。松代病院の入院機能を十日町病院に移し、無床診療所になった場合、どうなるかを患者だった人を具体的にあげて(本人からの了解済みだということでした)説明してくださいました。地域でケアマネさん、特養ホーム、市役所職員などと入院患者や苦境に陥っている人たちをどう救うかを継続して話し合ってきた事例もお聴きしました。12年間勤めておられただけあって地理にも詳しく、患者の家の様子が浮かぶような説明を聴きながら、地域密着型の医療とはこういうものかと感動しました。さらに看護師さんや患者サポートセンター職員さんがどのように患者に寄り添って仕事をしてきたかを紹介してくださいました。

馬場秀幸県議と牧田正樹県議が県議会の様子や今後のたたかいの展望などについて力強く発言。柿崎病院など松代と同じ地域病院で働く看護師さんなども松代病院の入院機能を守らなければ住民の命と健康を守れないと訴えました。そして意見交換の場では、小堺医師に世話になった元患者などが、「いま生きているのは先生のおかげだ。松代病院が無ければ死んでいた」などと次々発言、某地方議員の秘書さんも「父が松代に世話になった。私も頑張る」と涙を流して発言されました。

最後に集会では、「無床診療所になったら夜は、松代では医師も看護師も、電話の対応もなくなる」「12月県議会での提案に道理はない…力をあわせてくい止めよう」「連帯して過疎地域の病院、地域医療を守り抜こう」と書かれたアピールを全会一致で採択し閉幕しました。集会アピールで、これほど論理性があり、参加者の気持をゆさぶるものは見たことがありません。すごい集会でした。

夜は党会議でした。帰宅したのは午後10時少し前です。それからイラストを10枚描きました。

「しんぶん赤旗」日曜版は9日号と16日号は合併号です。これに伴い、活動レポートは休みました。次号は書くことがいっぱいになりそうです。

これから柿崎へ行きます。

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