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地学研究者も視察

 地学研究者の方が本日、吉川区に入り、地滑りしたところや水害の出た箇所などを調査されました。お昼前にわが家にも立ち寄られ、話を少し聞かせていただきました。この方の話で興味深かったのは、地球温暖化時代にあっては、これまでの経験だけでは計り知れない異常降雨などが起こりやすくなっているので、防災対策ではこうしたことを考慮すべきだという点です。また、区内の浸水被害の状況にふれながら、内水対策をもっと考えるべきだとのアドバイスもいただきました。

 すでにツイッターでお知らせしましたが、本日の午前、不通となっていたNTTの電話回線が復旧しました。auの携帯の方も完全復旧したとのことです。これで、あとは道路です。主要地方道上越安塚柏崎線の柏崎と上川谷間は本日、一般車両も通れる見込みとお知らせしましたが、いまのところ、道路管理者からのお知らせはありません。どこかで復旧工事が手間取っているのでしょうか。

 先ほど、社民党県連代表の小山県議から電話がありました。本日、泉田知事と会い、吉川区川谷地区を孤立させないために、県道の災害復旧に全力を挙げるよう申し入れたとのことです。小山県議は昨日、私の案内で道路被害状況などを視察し、たくさんの写真を撮っていかれました。きょうはそれを使って話をされたそうです。ありがたい情報でした。

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コメント (2)

布施 実:

 地元の大雨の被害に心が痛みます。温暖化防止の為には、火力発電より原発が効果的とも言われます。でもその原発のせいで今年産の新米の売れ行きも見えない状態。その新米の一大産地であり、原発も抱える新潟が、温暖化の異常降雨の被害に遭う。なんとも矛盾した、つらい「負の連鎖」でしょうか。


吉川区の豪雨災害は戦後最大の様相を呈してきました。いよいよ自然エネルルギー・再生可能エネルギーの本格的普及が必要になってきました。環境省によると、実際に利用可能な自然エネルギーは、原発の総発電能力の40倍もあるそうです。

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2011年08月03日 16:17に投稿されたエントリーのページです。

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