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仮眠室個室化、自家発電設備の促進を

 昨日は上越地域消防事務組合議会の定例会がありました。主な議案は昨年度一般会計の決算、今年度の一般会計補正予算、専決処分の承認などです。うっかりしていて、質問時のメモを置いてきてしまいましたので、具体的な答弁を書けませんが、私が質問した主なものを報告します。

 昨年度の一般会計補正予算で専決処分が行われました。東日本大震災の発生直後から緊急消防援助隊を宮城県石巻市に派遣していますが、その派遣に係る人件費と旅費を手当てするために232万円を追加したという内容です。昨年度の派遣に要した総額はいくらになったかという質問に、約460万円だという答えが返ってきました。緊急消防援助隊は年度をまたいで第1次派遣から20次派遣まで行われていますが、定例会後、確認したところ、それに要した経費は約750万円だということでした。

 昨年度の決算審査では4点ほど質問しました。1つは人事異動についてです。異動したが地理がわからなくて災害や救急等の活動に支障が出たということがあってはなりません。どう対応しているかと質問しました。消防職員については、通常、3~4年で異動させているが、地元職員の割合などを考慮して対応しているという答弁でした。

 2つ目は消防力希薄地帯の署所新設の検討状況です。現在、組合の消防署、分遣所は8つあります。これまでの説明では木田地区に新たな消防署を建設するべく検討を開始したということでしたので、どこまで到達しているのかと問いました。小池消防長の答弁では、昨年度、確かに検討を開始し、まとめ上げる段階まで行ったが、3月11日の東日本大震災を経験したいま、いま一度、スタート地点に立ち戻って検討することが必要になっているとのことでした。災害の大規模化、広域化への対応という視点が必要だということです。

 仮眠室の個室化、自家発電設備の整備状況についても質問しました。これは、昨年、消防組合議会が東頸消防署、頸北消防署を視察した際、議員みんながその重要性を確認した問題です。個室化については上越北と頸南消防署だけが未整備で、全部の署所での個室化まであと一歩のところまできました。自家発電については、東日本大震災を見て、自家発電機の設置と合わせて可搬型発電機を持つことも必要だと思いました。これについては消防長も共感を示しました。自家発電設備は現在、本部庁舎(上越南消防署)と東頸消防署のみ整備されていて、あとは可搬型発電機で対応しているということでした。

 昨日は、消防事務組合議会のほか、議員懇談会、議員勉強会、各派代表者会議などもありました。

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2011年10月22日 04:50に投稿されたエントリーのページです。

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