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町家で祝賀会兼忘年会

 昨晩は楽しかったです。先日、国の登録文化財に指定されたばかりの町家、「大鋸町ますや」(上越市仲町)で祝賀会兼忘年会が行われたのです。町家を保存しようと頑張っている人たち、NPO法人頸城野郷土資料室のメンバー、高田高校の同級生などが大勢集まりました。

 「大鋸町ますや」での飲み会は、私にとってこれで二度目。家主は高校時代の同級生、石塚正英さん。二年前にお邪魔した時も、天井や台所などの雰囲気に何とも言えない魅力を感じたものですが、この建物の中に集うだけで心の中まで暖まるように思います。国の登録文化財に指定されたのはすばらしい。明治元年に建てられたこの町家は、いうまでもなく老朽化しています。でも、この点は同級生で建築家の清水恵一さんがしっかりフォローしてくれています。ずっとずっと大切にして、大いに利用させてもらいたいものです。

 昨晩集まったメンバーはじつに多彩でした。大学の研究者、マッサージ師、マスコミの記者、花火師、会社員などが集まったので、いろんな話を聞くことができました。私の隣の席に座ったのは東京からやってきた谷夏樹さん、まだ20代だと思いますが、町家に関心を持っていて、しっかりしているのでびっくりしました。彼は短い論文をみんなに見せてくれました。読んでみてください。

 昨晩の飲み会の後半、石塚さんは参加者にテレビニュースのDVDを見せてくれました。それは平成3年に放映された県立吉川高校の酒造りのニュースです。「若泉」が登場し、生徒や杜氏さんも出ていて感動しました。杜氏の松村さんはいまと同じ顔をしてうつっていました。あまり老けていないんですね。みんなも、「こんないいものなくしちゃいけないよ」と映像に集中してくれました。石塚さん、ありがとう。

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コメント (2)

内山 富佐子:

 会えて良かったです。日報の記者さんから、貴方が真面目に自分の考えをしっかり持って活動をしていると聞いて嬉しくなりました。これからも故郷のために頑張ってください。またどこかで会いましょう。この見てある記もチェックしますよ。

こちらこそ嬉しかったです。また、いっぱい話をしたいですね。コメント、ありがとうございました。

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2011年12月25日 08:57に投稿されたエントリーのページです。

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