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信越線脇野田駅移設事業でJR東日本と協定締結

 総務常任委員会の一日目。14市町村の合併協議の中では、土地開発公社の債務整理は合併前上越市の地域事業費の中で整理することになっていました。その約束が反故にされ、今議会では、第三セクター等改革推進債を使って土地開発公社の債務を整理することが提案されています。私は、この点に関して、土地開発公社理事会でどう議論されたかを訊きましたが、議論された形跡はまったくありませんでした。今議会の冒頭の提案理由の説明の中でも、市長からはお詫びの発言はありませんでした。第三セクター等改革推進債は平成25年度までの期限付きですので、起債にかかわる許可申請についてはやむなしとしましたが、合併協議にかかわってきた一人としておかしいと思います。

 北陸新幹線開業に伴う信越線脇野田駅移設事業に関しては、設計、施工ともJR東日本からやってもらうことになっていますが、きょうの質問で、1月16日に実施設計に関する協定が、今月6日には施行協定が締結されていたことが明らかになりました。ところが、この締結は私たちにまったく知らされていなかったのです。多くの市民がどんな内容で移設工事がおこなわれるのか注目しているのに、この対応は遺憾に思います。「協定書は基本情報だ。すぐに明らかにせよ」と迫りましたが、相手方であるJR東日本と協議するということで、すぐには公表されませんでした。すでにJR東日本との間で動き始めましたので、今後、どう展開していくか注目です。

 きょうの委員会で最も多くの委員が質問したのはバス運行対策でした。新年度予算では約3億4400万円を計上しバス路線64系統の運行を確保することとしているほか、乗合タクシー試験運行と検証などを行う予算も計上されました。質問によって、乗合タクシー試験運行は新年度は10月から中郷区で、平成25年度は浦川原区と三和区で取り組まれることが明らかにされました。いろんな形態での試験を考えているようですが、高齢化が進む中で、ドア・ツー・ドアで運行していくことがもっと重視されてもいいなと感じました。

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2012年03月09日 23:57に投稿されたエントリーのページです。

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