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原子力規制委員会の放射性物質の拡散予測図は参考にならない

 おはようございます。今朝も冷えますね。雪消えとともに周りの景色もどんどん変わっていきます。今朝は家の近くのハンノキの実になるのでしょうか、道路上に落ちているのが目に入りました。写真は朝日を浴びているハンノキです。

hannnoki130313.JPG

 昨日も総務常任委員会でした。確認しておくべきこと、どうしてもこれだけは訊きたいというものに絞っていくつかの質問をしました。

 このうち、原子力防災対策に関しては、原子力規制委員会が昨年の秋に発表した放射性物質の拡散予測図に関して市の考えを訊きました。この予測図は、全国16の原発で東京電力福島第一原子力発電所のような事故が起きた場合に放射性物質がどう広がっていくかをシミュレーションしたものです。私は、この予測図が地形を考慮していない、気象条件の設定に問題があるなどいくつかの致命的弱点を持っていることから、「これを考慮して避難計画が作られたのでは困る。関係自治体との勉強会などでこの点、どう議論してきたか」と質問。これに対して笠原防災計画課長は、「これは参考にならないということで、上越市においては全域をPPA圏内だとして計画を立てている。新潟県も県内全域で避難しなければならないこともあるという想定で動いている」と答弁しました。当然だと思います。

 危機管理の面から冬期集落保安要員についても質問しました。市内には冬期集落保安要員が6集落(地区)に10人配置されていて、消防施設の除雪や要援護者の除雪支援などにあたっています。市では、新年度からさらに対象集落(地区)をひとつ増やす計画です。私は牧区今清水で頑張っておられる保安要員が防火水槽や消火栓をしっかり守って仕事をされていることなどを紹介しながら、市でさらに保安要員を増やす努力をしていくよう求めました。永野防災危機管理部長は、「今冬、旧東頸城地域を5回ほど訪問し、3㍍、4㍍の雪の中で暮らしを見てきた。そうしたことを踏まえ、必要なところはしっかり手だてをしていきたい」と答えました。

 総務常任委員会は自治・市民環境部の審査が残り、きょうの午後、委員会が開かれます。午前は市政レポートの原稿書きをし、その後、市役所に向かいます。きょうも忙しい一日になりそうです。

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2013年03月13日 08:15に投稿されたエントリーのページです。

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