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最終日の行政視察は高崎市

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 今朝は少しひんやりしていますね。おはようございます。よく眠れて、気持ち良い朝を迎えました。5時過ぎに起床したのですが、日が昇るにつれて、ツクツクボウシやミンミンゼミの鳴き声がにぎやかになってきました。写真は地元事務所脇の今朝の風景です。

 昨日で市議会総務常任委員会の3日間にわたる行政視察は終わりました。最終日は高崎市です。「行政効率化に向けた取り組み」ということで高崎市の先進的な取り組みを学んできました。

 高崎市は人口37万5000人、群馬県第一の都市です。新幹線で東京まで1時間と近く、いくつかの鉄道や高速道が集まる交通の要衝となっています。平成18年1月から市町村合併を3回行い、いまの規模になってきました。政治面では、全国的に有名となった「まちなか商店リニューアル助成事業」などで注目され続けています。

 昨日は市役所の南雲財政課長などから対応していただきました。高崎市のみなさんからは、高崎市のまちづくりの現状、行財政改革の取組などについて説明していただいた後、意見交換しました。

 高崎市のみなさんが時間をかけて説明してくださったのは、「さらに『新しい高崎』の創造」という冊子にまとめられた同市のまちづくりです。この中では、「50万都市と同じ活力と機能をもった、さらに『新しい高崎』をめざしてすすめられている施策」が網羅されていました。注目したのは人口を減らすことなく、増やすことを目標にしていること、ここの施策は空き家対策のように解体、跡地管理、空き家活用など総合的な取り組みになっているものがいくつも見られたことでした。多数の自治体が合併したので財政面できびしい状況が生まれているのかと思いましたが、財政力指数は平成26年度で0.83となっているなど上越市とは大きく違っていました。

 意見交換では、「(正規)職員数は2300人となっているが、これで対応できているのか」「救急患者受入促進補助金はどういう趣旨で用意されたのか」「高齢者買い物支援事業ではどんなものになっているのかもっと詳しく知りたい」「保育士さんを十分な状態にするには何人必要なのか」「合併地域にもにぎわいや活性化をもたらすというがどんな取り組みをするのか」などの質問が相次ぎました。私からも「まちなか商店リニューアル助成事業」などについて質問させてもらいました。

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 意見交換は分野が多岐にわたり、専門部署のみなさんがおられないなかでしたのであまり深まりませんでしたが、全体的な印象として高崎市でもきびしい状況はあるのでしょうが、そこはバタバタしないで着実に行政を進めている、そう感じました。

 行政視察が終わってから電車に乗るまで時間があったので、高崎市の従姉や伊勢崎市の従兄と食事を共にしました。もう何年も会っていなかったので懐かしく、吉川の山間部の様子とか、それぞれの家族の状況など語りあいました。わずかな時間であっても、会えて良かったです。

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 昨日は地元に戻ったのは午後4時過ぎでした。それから大急ぎで「しんぶん赤旗」日曜版配達を始めました。きょうもがんばって配達を完了させなければなりません。

 3日間の行政視察の報告については、ブログでは概略しか書いてありません。今後、一定の時間をとって、視察先の行政マンの答弁を含め、もう少し詳しいものを記録として残す予定です。

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2016年08月20日 06:15に投稿されたエントリーのページです。

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