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厚生常任委員会で新斎場問題を議論

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 おはようございます。今朝は5時に起床したのですが、活動レポートの作成が遅れ、発信が遅くなりました。

 昨日は午前が友人の葬儀でした。旧吉川町時代から長く体協会長を務めていたYさんです。地域協議会委員も長く務めておられました。まだ68歳、とても残念です。告別式が終わってから、杖をついて式に出席した彼のお母さんは、「先にちゃわちゃわといってしまった。1か月ほどの間に痩せちゃった」と言い、とてもさみしそうでした。Yさん、長い間、お世話になりましたね。

 午後からは団会議でした。議員団ニュースの検討、新斎場建設問題への対応、臨時議会対策などについて協議しました。新斎場問題は午前に行われた現地調査時の行政当局の発言などを分析、どう対応するか話し合いました。

 新斎場問題についての厚生常任委員会は午後1時半からでした。市は平成33年度までに合併特例債を活用して新斎場を建設し、供用開始する方針を明らかにしました。建設場所は現在の上越斎場の北側を予定しているとのことです。新斎場の供用開始に伴い、柿崎区にある頸北斎場は閉じ、妙高市の経塚斎場を利用する場合の補助も打ち切るということです。

 この方針について委員会では田中、平良木、牧田議員などが次々と質問に立ちました。

 一部にはいま、「新斎場建設は合併時の新市建設計画に載っているもので、頸北斎場の廃止も合意されている。一自治体内に複数の斎場がある場合は合併特例債を使えない」と思っている人たちがいます。日本共産党議員団の平良木哲也議員(写真下)は、こうしたことを念頭に、新築ではなく、長寿命化で対応できないか、合併協定書にどう記載されているか、複数の斎場となっても合併特例債の活用はできるのではないか、頸北斎場を廃止するかどうかをどこの地域協議会に諮問するかなどについて質問を行いました。

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 平良木議員はまず、「いろいろ不具合が生じてきていることは分かるが、増築しながら修繕も重ねていくなどの方法と新築する方法とで経費の比較検討をしたか」と質問しました。これに対して横山健康づくり推進課長は、「火葬施設なので増築は容易ではない。今後、団塊世代が死亡期を迎えると約1・2倍必要となってくる。市民のニーズも多様化してきている。それらに配慮した対応が必要だ。大規模修繕と新築を比較した資料は持ち合わせていない」と答えました。この費用比較数値は委員会として資料要求することになりました。

 同議員は次に、「新斎場を造ることにより、来年から予定されている経塚斎場利用者への補助はなくなるのか。頸北斎場は廃止となるのか」と質問。八木健康福祉部長は、「経塚斎場への補助は新斎場の供用開始をめどに打ち切りとさせていただきたい。合併特例債を使うものですから頸北斎場は廃止とさせていただく」と答えました。

 この合併特例債の活用については、平良木議員が総務省の「合併特例債の対象」に関する文書を読み上げ、「新市の均衡ある発展に資する整備」として頸北斎場を残しても活用は可能ではないかとただしました。八木部長は、「ぎりぎりまで詰めている認識はない。しかし、仮に残した場合、結果的には修繕費用などが増していく。全市的な視点で考えていきたい。ただ、押し付けた形にはしてまいりません」とのべました。

 注目の合併協定書への記載ですが、新斎場建設については記載されているものの、頸北斎場の廃止は記載されておらず、今回の基本構想をまとめる段階で廃止方針としたことが横山課長の答弁で明らかになりました。

 平良木議員はまた、「頸北斎場は廃止となると、地域経済などに大きな影響が出る。この斎場は旧大潟、柿崎、吉川の3町が金を出し合って造ったもの。3区の住民からキチンと意見を集約してそれに従うべきではないか。諮問については3区の地域協議会にするべきだ」と主張しましたが、横山課長は、「条例に従い、新築については予定地の直江津区地域協議会、廃止は所在地の柿崎区とする」と答えるにとどまりました。

 夕方からは大島区菖蒲の飯田邸にて農村議員連盟の収穫祭でした。楽しく、過ごさせていただきました。

 きょうはこれから「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金です。

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2016年10月27日 09:23に投稿されたエントリーのページです。

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