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新年祝賀会、「この世界の片隅に」

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 急に暗くなってきました。おはようございます。今朝は曇り空ながら、7時半頃にいっとき青空も出て明るくなってきたのですが、いまはもうだめです。夕方のような暗さです。今年初めて燃えるごみのごみ出しをしてきました。さぞかしたくさん出ていて、外にはみ出すこともあるかなと思ったのですが、ちゃんと網のかかったボックスの中に入れることができました。

 昨日は午前が上越市の新年祝賀会でした。駐車場から会場のリージョンプラザまで行くとき、横殴りの激しい雨に打たれ、ズボンはびしょびしょになりました。会場へ入ったところに大型の熱送風機が稼働していたので、そこで、他の濡れた人と一緒に乾かしました。そのとき一緒になった人は柿崎区の人です。「あ、橋爪さん、頸北斎場頼むでね」と訴えられました。

 会のオープニング、今回は吉川区の太鼓集団、鼓舞衆のみなさんと柿崎、大潟の太鼓仲間のみなさんによる演奏でした。事前に聞いていなかったので、とてもうれしかったです。急いでビデオに撮りました。もちろん、カメラにも。演奏した曲はこれまで聞いたことのあるものでしたが、とても新鮮に聞こえてきました。良かったですよ。

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 市長の年頭の挨拶、議長の乾杯の後、短時間でしたが市民の皆さんと交流しました。フェイスブックでつながっているHさんからは、「おばあちゃんの顔が私、好きなの」と言われました。吉川区や大島区などの地域協議会メンバーなどとも会い、挨拶を交わすことができました。そんななかで、一人の男性が私を探していてくださり、私を見つけると、「おれ、50年やっていた●●党やめたよ。今度はあなた方を応援する」と言ってこられたのです。長年、議員をやってきた人だけにびっくりでした。

 会が終わってすぐに高田に向かいました。高田世界館で上映中の「この世界の片隅に」を観たかったのです。映画のポスターを見た時、ポスターの「片隅」に咲くたんぽぽが気に入りました。でも、タンポポだけでなく、主人公の「すず」などの人間も世界の片隅にいたのです。映画は戦時下の広島県呉市の東部に住む北條家の生活を中心に描かれています。18歳で嫁いだ「すず」の姿は、私の母の若い時代と同じだったのではないかと思いました。普通の暮らしをして夫を愛し、家族を守っていく。どこにでも無数にある暮らしです。「すず」などの人間の暮らしやタンポポなど野の花が痛めつけられたのは戦争によってでした。世界の広いところから見るよりも、世界の「片隅」から見る戦争の方がリアルで、戦争が人間の幸せをどう壊すのかがよくわかります。空襲で爆弾などの破片が家や大地に突き刺さるのはものすごく怖かったし、爆弾が一瞬にして小さな晴美の命を奪い、「すず」の片手を奪ったときはこちらも切なくなりました。戦闘機の銃撃を避け、夫が「すず」を用水路に伏せさせたとき、上に覆いかぶさった夫の背中に「すず」の手がまわっている映像は感動的でした。私は呉市に一度も行ったことがありませんが、原爆の雲を見て、広島があんなにも近いとは思いませんでした。映画によく出てきた、だんだんの畑や休山(やすみやま)は実際、どんな姿をしているのでしょうか。一度、この「世界の片隅」を見てみたいものです。

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 きょうはこれから直江津に向かいます。橋本議員とともに街宣です。

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2017年01月05日 07:49に投稿されたエントリーのページです。

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