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予算議会初日、総括質疑で熱い議論

 おはようございます。今朝は青空がどんどん広がっています。先ほど、事務所上空をコハクチョウが飛んで行きました。そろそろ、帰る時がやってきたようです。さよならを言いに来たのかも知れません。

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 昨日は市役所に行く前に新聞屋さんへ活動レポートを届ける仕事がありました。遠くは高津の新聞屋さんです。9時15分前に地元事務所を出て、急ぎました。時間がないかと思ったのですが、道は順調で市役所へは議会開会の15分前に着きました。

 市議会は昨日から予算議会が始まりました。市長の提案理由の説明後、杉田議員、牧田議員、栗田議員、宮川議員、上野議員の5人が登壇し、総括質疑を行いました。全体として、市民生活に係わる重要問題が取り上げられていて、熱い議論が交わされたと思います。

 新型コロナの問題は杉田議員を始め、5人全員がとりあげました。このうち、PCR検査については昨年末から介護施設や障害者福祉施設に新たに入所する人にも広げられましたが、その数は35人で、今後、そうした施設や保育園、病院職員などにも広げていくことが重要です。

 新年度から住宅リフォーム促進事業制度が拡充されます。補助限度額は10万円から15万円に引き上げられますし、申請はこれまでこの制度を使ったことがある人もできます。関係業者の皆さんの売り上げが落ち込んでいるなかで、資金繰りの助けになるはずです。日本共産党議員団はこの制度の創設を提案し、その後は今回のような改善措置を一貫して求めてきただけにうれしいですね。牧田議員の質問に市長は、「少なくとも10倍の経済効果があるとみている」と答えていました。

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 原子力災害対策では上野議員が避難対策等をとりあげ、「実効性のある対応が求められている。豪雪時の対応、新型コロナなど新たな課題については一定の時間がかかるとのことだが、避難経路を重点的に除雪すると言っても、そこに出る道はどうなるのか。また除雪作業員の被ばくをどう防ぐのか、指し示していただきたい」と厳しく追及しました。こうしたことに時間がかかるなら、実効性のある避難計画ができるまでは少なくとも再稼働はしない、させないことが重要ですね。

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 今冬の豪雪被害についても杉田議員、宮川議員、上野議員がとりあげました。このなかで農業用パイプハウスなどの施設の被害と関係農家、農業組織への支援問題が注目されました。上野議員は、「(解体した施設ごみを)4つの特定集積所に出してほしいとのことだが、集積所は被災現場にできるだけ近いところに設置すべきだ。集積所まで運ぶのはたいへんだ。何とかならないのか。2014年の豪雪では10割補助だった。それとはかけ離れているのではないか」と質問しました。ブドウ栽培農家については、「雪があるのに被災状況を図に描いて出すように言われて困ったなどの声が上がっている。手続きを簡素化してほしい」などと訴えました。倒壊した農業用パイプハウスやぶどう園での被害状況を自分の目で見て、関係者の要望を聴いての質問は説得力がありました。

 昨日の市長答弁は時間をかけて丁寧でした。それだけ時間はかかりましたが、重要問題が多かっただけにそれで良かったと思います。私は市長とは政治的なスタンスは違いますが、昨日の市長答弁の中で引き付けられたところがありました。それは牧田議員の「上越市手話言語及び、コミュニケーション手段の利用の促進に関する条例」についての質問への答弁です。「障害のある人も、障害のない人も、一人一人の特性に応じたコミュニケーションが円滑に図られることは、〝すこやかなまち〟に欠くことのできない要素だ」とのべた上で、視覚に障害のある方の「道路を横断しようと思い、車が通りすぎるのを待っていて、車が止まった」時の体験などを語りました。そして、こうのべたのです、「私たちは、人口減少と少子化の厳しい環境の中でも、このまちを未来につなげていかなければなりません。未来に向けても、このまちが、他者の幸せを喜び、他者のつらさを自分のことのように受け止める人がたくさん住んでいて、人と人とのつながり、支え合いのある暮らしの中から、小さくても豊かな幸せが次々と生まれて、それをまちの力としていくことのできる〝すこやかなまち〟としての歩みを続けることを願っております」と。心のこもった表現だなと受けとめました。

 昨日は午後6時半頃までかかりました。総括質疑は1日にも武藤議員、宮越議員が登壇します。

 きょうは「しんぶん赤旗」日曜版の配達と集金で大忙しです。

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2021年02月27日 08:51に投稿されたエントリーのページです。

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