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新型コロナ対策特別委、7か月ぶりに開催


 おはようございます。今朝は7時半近くになって、やっと起きました。夜中に何度も起きると最後の眠りが深くなります。外は早い段階では小雨でしたが、いまはさわやかな青空が広がっています。

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 昨年6月1日以降開催されてこなかった市議会新型コロナウィルス調査対策特別委員会が昨日、ようやく開催されました。会議では、市が市内における感染状況とその対応、ワクチンの3回目接種、小中学校における感染状況、経済対策などについて報告し、委員が質疑を行いました。ただ、今回はこれまでの委員会のような市への提言、まとめは行われませんでした。いくつもの重要な質疑があっただけに残念です。質疑のうち、いくつかを紹介します。私のメモにもとづいて書きましたので、正確さに欠けるところがあるかも知れません。また、やりとりの言葉通りではありません。ご承知置きください。

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(上野委員)第3回専門家会議の中身が気になる。どんなことが話し合われたのか、会議録をみたいと思ったがまだ公開されていない。いつになるのか。
(田中健康づくり推進課参事)委員長から確認してもらっている。本日、公開される。
(滝沢委員)新型コロナの第6波が高速でまん延している。国の方針、県の方針があるなかで市独自の視点、対策はあるのか。
(八木理事)国県の動向を把握した上で、市内の感染状況を見て、独自の対応を考えていくことになる。
(中土井委員)PCR検査センターが増え、市民が安心しているが、感染者が早いスピードで増え続けている。入院ベッドの稼働状況等はどうなっているか。
(田中健康づくり推進課参事)市内では上越病院、中央病院、センター病院で48床あるが、市内の感染者だけ使用するのではなく、新潟県の采配のもとで全県の感染者用として使っている。
(中土井委員)市内の高齢者施設で2か所感染者が出たと聞いているが、デイサービス等の利用ができなくなった場合、ヘルパー利用などの調整はうまくできるのか。
(八木理事?)(同じ事業者のなかで対応することを基本に、場合によっては別の事業者で対応してもらうこともある)。市でも可能なかぎり早く調整できるようにしていきたい。
(大島委員)市内のコロナ感染者のなかのオミクロン株はどれくらいかわかるか。
(田中参事)1月14日時点で、全県で97.4%がオミクロン株ということだ。県からは資料をいただいていないが、当市にあっても、90%以上と推測される。
(宮崎委員)第6波のなかで濃厚接触者の概念は広くなったのか狭くなったのか。市民は心配している。
(田中参事)濃厚接触者の概念(定義)は一貫している。変わらない。陽性者と1㍍以内で接触した人、陽性者と15分以上接触した人、感染防止対策をしないで陽性者と接触した人が濃厚接触者ということだ。
(宮崎委員)不安が広がらないように、この点、市民に周知してほしい。
(宮崎委員)学校が休みになって保護者が仕事を休まなければならない場合の休業補償の制度があるが、事業者の理解がないと休みづらい。これは非正規雇用の人も対象となるが実績として手を上げるところが少ないと聞いている。
(小田観光交流部長)国の制度で実施されている。該当する労働者等からの相談はない。関係者への周知については意を用いていきたい。
(上野委員)市民の方から「知り合いの職場でも『ある従業員のお子さんのクラスで陽性者がでた。そのお子さんが濃厚接触者かもしれないので、その従業員と一緒に車に乗った人と、お昼を一緒に食べた人は薬局の検査を受けてきてください』という指導が会社から入っています。もしそんな理由で検査をしたのが我が家の主人だった場合、結果が出るまで登校できません(教育委員会からの通知が各家庭に来ています)。もしそれで陽性になれば、症状もないのにコロナ扱いされ、学校でも肩身の狭い思いもするでしょうし、授業も受けられません。隔離をされるかもしれませんし、学校の対応だって、休校や行事の中止などそれはそれは大変なものになる事は容易に想像できます。そして、私は仕事を休まねばなりません。そうしたら職場に穴が空きます。補償金が貰えれば良いという話ではありません。そういった所までシュミレーションして考えて頂きたい」。こういう声が寄せられている。第6波では、濃厚接触者の定義よりも広い範囲で対応を考えるべきではないか。
(大山健康子育て部長)感染力は強いが定義は変えられない。無料のPCR検査所の活用などで封じ込める対応をお願いしたい。
(牧田委員)私からも非正規の人の休業補償、国の制度だが、なるべく市の方からも周知をお願いしたい。ワクチン接種について聞きたい。感染された人の中での年代別のワクチン接種率を教えていただきたい。
(田中参事)市内だけのデータは県からいただいてない。全県のデータだが、2回目まで打った人の割合は、12歳~19歳で81.2%、20代で87.9%、30代で87.8%、40代で90.6%、50代で93.8%、60~64歳で92.9%、65歳以上で96%となっている。
(牧田委員)12歳未満の接種はどういう状況か。
(大滝新型コロナウィルスワクチン接種事務室長)国の方で、どういう内容で打つか、まだ定まっていない。検討段階だ。当市では4月以降接種できるよう準備している。
(滝沢委員)児童生徒が投稿できない場合のタブレット端末の持ち帰りが学校によってできる学校とできない学校がある。方針では、バラバラでいいという考えか。それとも統一するのか。
(市川教育部長)市としては環境が整ったところから実施という対応をしている。
(滝沢委員)もっと早くできるようにしてほしい。スピード感がない。いつ頃、全部でできるようになるのか。
(野田学校教育課長)事実上、小中全部の学校で持ち帰りは可能だ。ただ、教育で一番大事なのは、持ち帰ることではなく、教育をどのように行うか、子どもたちがしっかり学べるかだ。様々な教育活動の中で、タブレットは子どもたちの状況に応じて活用している。学校からのアンケートの結果では3月末までにという答えが来ている。
(中土井委員)家族が濃厚接触者になったとき、PCR検査結果が出るまでは登校できないという判断でいいか。
(野田学校教育課長)登校できない。1月17日の保護者への通知、1月24日のメールによる連絡でも、子どもの登校をひかえてと通知している。陰性となれば登校できる。
(上野委員)飲食店の関連業種、例えば代行業者、食材を卸す業者、酒販売業者などがたいへんな状況となっている。こうした人たちへの支援をどう考えているか。
(五十嵐産業政策課長)事業者経営支援金、チャレンジ応援事業などを活用していただきたい。これらはコロナが収束の目途がつくまで継続する。
(上野委員)ありがたいが、それだけでは足りないという声がある。

 今日は、地元での活動です。活動レポートの作成もしなければなりません。
 

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2022年01月26日 08:55に投稿されたエントリーのページです。

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