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大雪対策で市長へ申し入れ


 おはようございます。今朝は6時半過ぎに起床し、デスクワークをしています。外は晴れ、気持ちいい朝となりました。

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 昨日は午前に、連れ合いを柿崎駅まで送り、その後、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金をしました。青空が広がり、白と青の世界を写真に撮りまくりたかったのですが、そこはぐっと我慢し、配達、集金に専念しました。

 お昼は直江津で食べました。私の絵はがきがほしいという人がいて、それをお店で渡してきたのです。偶然、お店ではソプラノ歌手の山崎弘子さんとも会いました。昨年12月の吉川区原之町商店街のキラキラ大作戦以来の再会でした。

 午後1番に、大雪に関する市長への緊急申し入れを行いました。議員団の3人が申し入れ書を笹川正智総務管理部長に手渡し、若干の意見交換をしました。

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 申し入れ書は要援護世帯の除雪費支援の緊急増額、除雪人員の確保、県への重機支援の要請など7項目です。申し入れ書を受け取った笹川部長は、市長及び関係部長に伝えると約束しました。以下は7項目の要請事項です。

1.この間の大雪で屋根の雪下ろし等の回数が増えていることを踏まえ、要援護世帯の除雪費支援を緊急に増額すること。
2.要援護世帯や高齢者世帯に、新たな福祉灯油や除排雪支援の措置をとること。
3.高齢者世帯、一人暮らし世帯は屋根の雪下ろし等が自力では困難であり、依頼するにもそのやり手が見つけにくくなっていることを踏まえ、各総合事務所内に相談窓口を設置し、市が直接雇用するなどして除雪人員を確保し、派遣できる態勢を取ること。その際、除雪人員は区内のみにこだわらず、全市内から積極的に確保すること。
4.中山間地においては、日常的な降雪により出入り口が雪で塞がれるなど、常に災害状態になる危険性が現に存在する。これは、依頼した除雪業者等が作業に入るまでの間も命の危険にさらされることを示している。ついては、自力で除雪できない高齢者宅などを日常的に見回り、出入り口を確保するなどの作業を行う冬期の保安担当スタッフの配置を制度化すること。
5.個人所有除雪機の燃料費の助成を行うこと。6.県災害救助条例が適用されても、要援護世帯の除雪費助成金額が変わらないなどの限界がある。災害救助法の適用を柔軟に行うよう、市として当局に強く働きかけ、市民生活を守る措置を講じること。
7.災害救助条例を適用させた県は、屋根雪処理のマンパワー派遣、除雪重機の派遣等の要望に応える準備を整えていると聞くが、同時に市からの要望がないと対応できないとも聞く。ついては、県に対して人員派遣、重機派遣を即刻要望し、必要な手立てを取れるようにすること。

 午後1時半からは市議会文教経済常任委員会と飲食・宿泊事業者等との意見交換会でした。会には、上越食品衛生協会、上越商工会議所、直江津商店連合会、上越信用金庫から6人の方が参加してくださいました。会では、新型コロナの下での経営状況、市の行政や市議会に対する注文などが次々と出されました。以下、私がメモした6人の方の主な発言です。

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(食品衛生協会のTさん)協会には約1900人の会員がいる。そのうちの7割5分は飲食やっている。いまは何とか支援金でつないでいる。コロナがいつ収束かと心配している。コロナが収まっても支援、後押しをお願いしたい。
(食品衛生協会Aさん)夜8時を過ぎるとお客さんは1人か2人だ。昨日はお客さんが3人だったが、2階、3階はガラガラだ。問題なのは子どもさん連れ、家族連れの人がいないことだ。早くワクチンを打ってもらって、みんなで食事できるようにしてほしい。
(食品衛生協会Kさん)居酒屋、食堂への卸しはまったくのアウト。店売りも近所の人が来る程度だ。しかし、雰囲気が暗い。しーんとして物音が聞こえない。外へ出ちゃいけない。質素に暮らさなきゃならない。早く(コロナ禍)終わってほしい。もっと活気づいてほしい。
(上越商工会議所Yさん)こういう会をやるのは遅すぎる。もっと早く声をかけてほしかった。言葉にならないほどたいへんな状況だ。100年前のとき(スペイン風邪)と同じだ。命を亡くされた人もいる。そういう状況を肝に銘じてほしい。(今度の議会で)補正予算に何がしかをつけてほしい。
(直江津商店連合会Aさん)いろんなことをやってきた。いまはやるすべが何もない。240店舗が加入しているが、大半が飲食だ。加盟店の中には命を落とされた方もある。議員のみなさん、飲食店に行って直接話を聞いてほしい。足を運んでほしい。日銭を落としてほしい。
(上越信用金庫Sさん)建設業は人手不足になっている。飲食、宿泊、観光の人たちが苦労されている。国の政策であるゼロゼロ融資(新型コロナで売上が減少している企業への特別貸付)は昨年3月に終わった。融資の相談は落ち着いている。
(食品衛生協会のTさん)上手にコロナと付き合って、外に出てもらわないといけない。「お客さんに外に出てもらう策」を考えてもらいたい。
(直江津商店連合会Aさん)商品券はすべてやっている。ただ手数料が重く、負担に感じている。手数料のところに、もう少し厚い手当てをしてほしい。
(上越商工会議所Yさん)いまのこの状況で行くと、上越の市場が無くなる可能性がある。市場がたいへんなところにある。「4人以上はダメ」の根拠を確認してほしい。一番(外に)出てほしいのは市役所の人たちだ。
(直江津商店連合会Aさん)はっきり言って商品券は出し過ぎだ。上越市のどこでも使える商品券をつくってもらいたい。手数料はかからないようにしてほしい。
(食品衛生協会Kさん)コロナはある程度収まらないとだめだ。収まった後、上越市民としてどう行動したらいいか。他の地域の模範となることをやれませんか。いまは規制ばっかりだ。「上越市民だったら、こういうことをしましょう」という訴えが必要だ。
(上越商工会議所Yさん)スペイン風邪にはまったく無知だった。いまのコロナ、上越ではこうだったと子どもたちに教えられるように記録を残してほしい。

 市議会には新型コロナ対策特別委員会がありますので、昨日の意見交換会で出されたものは、新型コロナ対策特別委員会でも十分議論した上で、市長への提言としてまとめてほしいと思います。

 意見交換会後、大雪対策申し入れに関してマスコミから取材を受けました。終了後は市役所を離れ、大島区で残した「しんぶん赤旗」日曜版の配達に出かけました。旭地区もけっこう雪がありましたね。「つぐら」(屋号)のお父さんの話では、3㍍80㌢はあると言っておられました。写真は田麦の市道と竹平での夕焼けです。

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 きょうは、吉川区地域協議会の講演会が午前にあります。午後からは「灯の回廊」の取材に出ます。


 

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2022年02月26日 07:38に投稿されたエントリーのページです。

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