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久々に災害対策特別委員会

 おはようございます。今朝は6時前に起床し、活動レポートの修正と印刷作業を行っています。外は曇り空、まずまずの天気です。下の写真はわが家のミズキの花です。子どもの頃、この木は「まえだまの木」と呼んでいました。

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 昨日の午前は市議会災害対策特別委員会でした。テーマは市が現在進めている地域防災計画・水防計画の改訂です。今回の改訂は関係法令の改正、最近の災害対応の教訓、新型コロナなど感染症対策、上越市での大雪災害の検証結果などを踏まえたものです。

 市の説明後、委員からは、「『自助』意識の強化を明記した理由はどこにあるか」「いっせい雪下ろしの前にどうしても雪下ろしをせざるを得ない場合の対応は」「道路管理者同士の連携と除雪実施路線の相互乗り入れについて説明してほしい」「ハード計画については、いつ、どれくらいのお金をかけて取り組むか、実施計画を策定すべきではないか」などの質問が出ました。

 私からは、「要配慮者利用施設の避難確保対策を明記することになったが、これは改訂前からの課題だ。洪水、土砂災害リスクの高い区域の要配慮者利用施設はどれくらいあるか。また、避難確保計画の作成はどれくらいすすんでいるか」「複合災害時に自然災害による人命へのリスクが高い場合は自然災害に対する避難行動を原子力災害に対する避難行動よりも優先させる、としているが、自然災害が複数重なった場合と違って、どちらも人命にかかわることだ
。どう対応するか」「国や県などと道路除雪路線の相互乗り入れについて明記することは重要だ。昨年も対応してほしいケースがあった。これまでに相互乗り入れしたことはあったか」などと質問しました。

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 私の質問に市の担当者は、「洪水関係で65施設、土砂崩れ関係で27施設あり、いずれも避難計画は策定済みだが、避難訓練未実施が一部にある」「原子力災害との複合災害となった場合、人命にかかわる自然災害の避難行動を優先させる方針は国の方針だ」「除雪路線の相互乗り入れについては令和3年度の除雪計画に書いている。地域防災計画にも明記するということで提案している」などと答えました。

 原子力災害時の避難計画については、現在、UPZ圏内はまずは屋内退避をとなっていますが、昨今、この屋内退避の被爆が問題とされたり、感染症対策との矛盾が指摘されています。科学的知見を集め、早急に見直すことが必要です。異常降雪時における、国、県、市による除雪路線の相互乗り入れを地域防災計画に明記したことは重要な前進ですね。

 今回の改訂案については、今月中旬から1か月間パブリックコメントが行われ、その後、防災会議にかけて7月中には公表される見通しです。

 午後からは片桐なおみさんの上越事務所で事務所看板の設置作業を手伝いました。平良木市議の「設計と施工」により、がっちりしたものができました。

 作業が終わってから、地元に戻り、活動しました。写真は地元のお寺、善長寺の掲示板です。「平凡な生活がおくられる幸せいつまでも」という言葉にひまわりの花の折り紙、書かれた人の気持ちが伝わってきます。

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 きょうは県知事選の告示日です。大忙しとなります。18時20分からはカニ池交差点で片桐なおみさんが上越での第一声を行います。私は夜、直江津から大島区まで先導します。

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2022年05月12日 06:39に投稿されたエントリーのページです。

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