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杜氏の郷で熱い議論

 おはようございます。今朝は雨上がり、6時前に起床してからは、風景や野の花写真を撮りに出かけました。雨をもらった転作大豆、草木、みんな生き生きしていましたね。

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 昨日は当初の予定を変更し、一定程度、「しんぶん赤旗」日曜版の配達をしてから生活相談対応をしました。お陰様で、昨日の朝、寄せられた相談はいずれも解決しました。それにしても、昨日は暑かったですね。

 「しんぶん赤旗」をしていて、うれしいことがありました。昨年、「春よ来い」に「美男カズラ」のことを書いたとき、種が欲しいと声をかけてこられた方があったのですが、私が分けた種をまいたところ、やっと芽が出たというのです。今度は「いつ咲くのか」と楽しみにしておられました。なにかドラマが起きそうです。

 昨日の夜は、㈱よしかわ杜氏の郷の株式譲渡に関する株主・地元説明会が吉川コミュニティプラザで行われました。区内の住民の関心は高く、30人ほどの人たちが集まりました。

 説明会では、五十嵐産業政策課長がこれまでの経過や企画提案型のプロポーザル方式を採用した公募による市保有株の民間譲渡を行うこと、公募方針と公募条件などについて説明したのち、参加者から質問を受けました。

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 発言者は地域協議会役員、元町議、杜氏経験者、東京パルシステム関係者、杜氏の郷の元スタッフなど7人でした。それぞれ、「地元外の会社が受けたとき、地元の意思が反映されるか不安がある。地元で受け手があれば、そこを最優先してほしい」「選定委員のみなさんからは、机上での審査ではなく、酒蔵の現場をきちんと把握して、対応してもらいたい」「㈱杜氏の郷設立当初の吉川の思いをなくしてもらいたくない。新会社がいまの従業員を継続雇用するようにしてほしい」「吉川さんは都市と農村をしっかりつないだ食糧基地だ。(生協と市と会社で)協定を交わし、長年やってきたが、評価基準での『理念の継承』の配点は低すぎだ。これではしっかりできるか不安が残る」「(これまでの発言は)地元愛で埋め尽くされているが、いままでどうだったか検証されてきたのだろうか。新しい経営戦略が必要だ。業界は厳しいが伸ばしているところもある。行政も会社も自己反省が必要だ」「吉川は日本酒のルーツといってもよいほどの歴史がある。『酒は風』、『高校生が酒を造った町』『夏子の酒』などでも紹介されている舞台はこの町だ。地元の企業が地元のために働くという最低限のことをやってもらいたい」「民間譲渡など3つの選択支以外になかったのか。先日の市議会の所管事務調査でも第三セクターとしての継続発言があった。兵庫県(三木市)吉川町(よかわまち)では、『山田錦の館』を造って頑張っている。何を改善したらいいかなど、赤字だからと言って民間譲渡する前にやるべきこと、議論すべきことがあったのではないか」などと熱が入っていました。

 発言を聴いていて改めて思ったのは、吉川区には酒造りの伝統と文化が根付いていて、そのことを誇りに思っている人が多いということです。そして全国的にも有名な、この〝杜氏の郷〟をすたれさせたくない、これを生かしたまちづくりを進めていきたいという思いが強いことです。昨日の発言者の熱い思いをしっかり汲んで取り組みを見直してほしいものです。

 きょうは、「しんぶん赤旗」日曜版の配達、集金で動きます。

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2022年06月25日 09:18に投稿されたエントリーのページです。

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