市内小学校アレルギー誤食事故報告書で議論

季節の風景

おはようございます。今朝は6時に起床し、活動レポートの修正作業をやっています。外は晴れ、でも冷え込みは強くありません。下の画像は今朝の風景です。事務所の近くで撮りました。

昨日は午前にデスクワークで時間がかかりました。正確に言うと、予定していたビラづくりが間に合わず、当初の予定はできなくなりました。

午後からは、文教経済常任委員会でした。傍聴議員は私を含めて2人、他の人たちは選挙準備を優先しているのでしょうか。それとも、インターネットで見ているのでしょうか。テーマが学校給食での食物アレルギー誤食事故だっただけに、もっと注目すべきだと思うのですが……。

さて、上越市教育委員会は、昨年9月5日に市内小学校で発生した食物アレルギー誤食事故の報告書をこのほどまとめ、昨日の市議会文教経済常任委員会で説明しました。

報告書では、上越市の学校給食の現状、当該児童のアレルギー対応の状況、事故の経過、事故の経緯・検証・改善策をA4サイズで30ページにも及ぶ分量で書いています。また、保護者から寄せられたメッセージも掲載しました。

「献立作成から調理・配食まで」、「給食準備から救急車要請まで」の検証では、「配合成分表の確認」「腹痛の訴えへの対応」などで思い込み、必要な作業のあいまいさ、確認の不徹底、思い込みによる対応の遅れ、緊急性が高いアレルギー症状への対応の不徹底などがあったとし、「学校における食物アレルギー対応の手引き」の改定などを行うとしています。市教委では、「有識者の意見を踏まえ、検証と改善策の検討を進めた」としていますが、大事な主治医の協力は得られなかったとのことでした。その理由についての説明は具体的でなく、納得できませんでした。

各委員からは、「当初予定よりも遅くなったのはなぜか」「主治医の意見が反映されなかったとすれば不完全な気がする」などの声が相次ぎました。

私は委員ではありませんが、委員長に発言を求め、「児童が腹痛を訴えてからエピペンを打つまで18分というのは恐ろしい数字だ。(人の命にかかわるほど遅かったとの)評価が書いてない」「食物アレルギー対応委員会が検証委員会の仕事をしたようだが、誰が委員長で、何回会議を行ったのか」「保護者からのメッセージは自主的なものか、みなさんが要請したものか。保護者からは文書の確認をいただいたというが、すべてに納得してもらえたのか」と質問しました。市教委側は、「18分は児童が苦しい思いをした時間として非常に長いと考えているし、その思いで、報告書は作った。評価は別の所に書いた(人命にかかわるほどの遅さだったとは書いてなかったのですが?)」「委員会は、実は昨年7月に要綱によって設置されたものだ。有識者の皆さんからのご意見を聴取し、それを踏まえた上で、アレルギー対応委員会の場でもご意見をちょうだいした。(委員長は決めていない)。1月に1回会議を開いた」「私どもも保護者の思いをぜひお伝えいただきたいというお願いもした。保護者からも非常にありがたいお言葉をいただいた。保護者からは主治医の確認をとってと言われていたがそうはなっていない」と答えました。

きょうは活動レポートのポスお下ろし、「しんぶん赤旗」日曜版の配達で一日中、動きます。

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